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親ガチャにはずれても

こんにちは
グレイスカウンセリング心理カウンセラーのかなう美保です。

親ガチャという言葉が昨年の流行語大賞の一つに選ばれました。

賛否両論があるこの言葉ですが、子供は親を選ぶことができないという意味では、真実を表してるかもしれないですね。

確かに私たちは、どんな親の元で育つのかを選ぶことはできません。

愛情たっぷりに育つのか、傷つきながら育つのかを選ぶことはできないんです。

親によっては、深刻なトラウマを背負わされることもあります。これは確かに不公平なことと言えるかもしれません。

深く傷ついた人は本当に不幸な人生を送るんでしょうか?

多くの場合私たち人は、深く傷ついた人は、普通に育った人よりも不幸な人生を送るに違いないと考えます。

でも日々カウンセリングをしていると「そうでもないなぁ。」と感じるんです。

私たちの心の傷の大きさと幸せな人生を歩めるかどうかは、必ずしも比例しないということです。

どういう事でしょう?

確かに大きな傷の方が、小さな心の傷よりも、癒しのためにたくさんのステップを必要とします。

でも、小さな傷なら簡単に癒されて、幸せなれるのかと言うとそうでもないんです。

では何が違いをつくっているんでしょう?

自己肯定感のない理由や生きづらさの原因を知る

機能不全の家庭でアダルトチルドレンとして育ったために、自己肯定感がもてないとか、人間関係がうまくいかないなどの悩みをもつ時、どうしてこうなったのかと私たちは原因を捜しはじめます。

本を読んだり、セミナーに参加して知識が増えるにつれて、ほとんどの場合親の育て方に問題があったという結論にたどり着きます。

これは、ある意味必要なステップかもしれません。

幼い時自分に何があったのかということを、客観的に知って、それは自分のせいではなかったと理解する必要があるからです。

家の中に問題があると、子供はそれを何とか解決しようと努力するんです。

ある子は親の、聞き役になることで、ある子は親を助けることで、ある子は自分がスケープゴートになることで、家庭の問題を解決しようとするんです。

でも子供がいくら頑張ったところで、問題は解決しません。

すると子供たちは、解決できなかった自分に罪悪感を感じるようになっていきます。だからそれは親の問題で、自分のせいではなかったとはっきり知る必要があるんです

アダルトチルドレンの罪悪感を捨てる

また精神的に未熟な親の元に育つと、親子の立場が逆転します。

未熟な親は自分の感情をコントロールできずに、怒りやイライラを子供に垂れ流すだけでは足らず、

お前が悪いから俺は怒るんだ!」とその責任すらも子供に押し付けます。

子供は、それに対し手も罪悪感を感じます。だから親の怒りは、親の責任で、自分のせいではなかったと知識を知る必要があるんです。

機能不全の家族に育って 怒りを感じるのは当然


でも知識は私たちを苦しめます。

親のせいで自分がこんなにも傷いて、人生がめちゃくちゃになってしまったと分かれば、誰でもそんな親に怒りが湧いてきます。

その怒りは「私も愛されたかった。」と言う心の叫びからくる悲しみでもあります。

だから怒りを感じるのは、とても自然な事です。

すべての子供は無条件に愛される権利があると私は信じています。

だから愛情をたっぷり注がれて、育てなかったことを怒り、悲しむのは当然なことなんです。

怒りを手放して生きづらさから自由になる


でもその怒りはやがて手放さなくてはなりません。

幸せな人生を送れるかどうかは、傷の大きさではなく、手放す決心ができるかどうかにかかっているからです。

過去の怒りをずっと手放さずに生きるということは、燃え盛る炎を胸に抱えながら生きるようなものです。
炎を手放さない限り、その炎はやがてあなたの人生を焼き尽くす炎になってしまいます。

誰も過去に戻ってもう一度子供時代をやり直すことはできません。どんなに辛くても、悔しくても過去を変えることはできないんです。

未来は変えられる!

でも私たちは、未来を変えることはできるんです。

あなたの苦しむ姿は「こんなにひどい親に育てられた。」という証明です。

あなたの人生が問題だらけで、悲惨であればあるほど、いかにひどい親だったかということを証明できるんです。

もし自分が簡単に癒されて幸せになれば、親はそこまでひどくなかったという証拠になってしまいます。

これが怒りを手放すことを難しくさせます。

怒りを手放すという作業は言葉でいうほど簡単なことではありません。

命がけで取り組んでやっとの思いでできることです。

でも自分の人生を通して親に復讐をあきらめて、それよりも自分が幸せに生きていくことを優先すると決めたなら、受けた傷がどんなに大きくても幸せな人生にシフトすることができるんです。

今日の話皆さんはどう思いましたか?

悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!

毎週金曜日に配信します!
著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  
12歳までの記憶を失う体験をする。生まれつき重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。中学生の息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害が理由で先生からいじめられ不登校から引きこもりになった息子の話を聞き寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たしている。

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