2回春休みで,次回は4月9日です！
最悪のコロナ禍もリフレイムすると…
こんにちは！グレイスカウンセリング心理カウンセラーのかなう美保です。
第32回のなりたい職業ランキングが第一生命で発表されました。コロナ禍を過ごしてきた子供たちはどんな仕事をあこがれの職業として選んだんでしょう？
今回小学生男子のなりたい職業では、過去に人気のあったサッカー選手やユーチューバーを押さえて、会社員が第1位になりました。
なりたい職業に会社員が1位をとるのは、バブル期以来のことだそうです。
でもなぜ子供たちは会社員を将来なりたい仕事に選んだんでしょう？将来の夢が会社員と聞いて、皆さんどう感じますか？
コロナの影響で子供ですら将来に不安を感じ、安定した仕事を選んだということなんでしょうか？そうではなかったんです。
なりたい仕事に子供達が会社員を選んだ理由、それは働くパパやママを見てカッコイイ！と思ったからだったんです。
コロナでリモートワークが進み、今まで身近じゃなかった、働く両親の姿を見た子供達が
「てきぱき働く姿や、難しい仕事をこなすパパ、ママカッコイイ！」と思い
「自分も会社員になりたい！」と憧れるようになったというんです。
ちょっとうれしい話ですよね！
また多くの中学生がコロナ禍の医療現場の第一線で働く医師や看護師の存在を知って、「自分も将来人の役に立ちたい！」と言う理由で、医療従事者をあげたことも今回の特徴でした。
コロナは私たちの生活にたくさんのマイナスを与えてきましたが、両親への尊敬や、人の役に立ちたいという貴重な思いを子供達の中育てたという面もあったんですね！
不登校、うつ病、アダルトチルドレンや自己肯定感、共依存の生きづらさ、どんな悩みにも効くリフレーミング！
日々暗いニュースに接していると、心が沈みますよね。感染を防止すれれば経済が悪くなり、経済をたてれば感染が進んでしまう。正しい答えはどこにもなく八方塞がりのまま、前進はし続けなくてはいけない。
コロナに直接関係なくても、不登校などの家族の問題やうつ病などの自分の悩み、アダルトチルドレンだったり、自己肯定感がもてない、今日依存症などからくる生きづらさやを感じることで八方塞がりだなと思うことが、皆さんもあるかもしれません。
八方塞がりで、もう前に進む力がないという時は、私達はどうすればいいんでしょう？
3回目の失業をリフレーミングしたら
もし皆さんが失業したとしたらどう感じるでしょう？しかも一度ではなく、やっと見つかった仕事でまたリストラされ失業し、その次の仕事でもまたことが続いたとしたら。
自分の意志ではなくリストラされて失業することも、リフレーミングできるんでしょうか？
実は私の友人に3回目の失業を経験した人がいました。
3回目の話を聞いた時当時の私は、これ以上かける言葉がないと思いました。
1回目2回目までは何とか励ましてきたものの3度目の失業に友人がどれほど落ち込んでいるかを考えるととても心が痛み、今回こそは本当にかける言葉がないなあと思ったんです。
ところが恐る恐る実際友人に会ってみると、意外に友人の表情は前回の失業の時よりも明るかったです。
なぜでしょう？
その友人は過去の2回も仕事が見つかったのだから、きっと今回も見つかるだろうとむしろ前回よりも楽観的に捉えることができたんですね。
つまり失業繰り返していたことが、友人にとっては「次もきっと見つかる」という希望につながっていたんです。
そして友人はちゃんと仕事を見つけて働き出すことができました。
この時結局失業を最も恐れているのは、むしろ一回も仕事を失ったことのない人なんだなと思いました。
何度も失業することに良かった点が見つかるなんて、身近に体験をしたことがなければわかりませんよね。
でもその経験は確かにその人の人生に確かに希望の種になっていたんです。
絶望の中に希望が見えるリフレーミング
ところで不登校などの家族の問題やうつ病などの自分の悩み、アダルトチルドレンだったり、自己肯定感がもてないことからくる生きづらさを感じることで八方塞がりだなと思う時に、具体的にどうやってリフレーミングできるんでしょう？
人間が生きていくのに、どうしても必要なもの、それは希望だなぁと私は思います。
たとえ今の状態が問題だらけで、毎日が辛くて最悪だったとしても、ここから先はよくなるという希望があれば、人は頑張ることができるからです。
そしてそんな時役に立つのがリフレーミングです。
赤いシートを通すと赤い文字が見えなくなる！？
皆さんは英単語を覚える時に使う半透明の赤いシートをご存知ですか？
単語帳の上にその赤いシート置くと、書いてある赤い文字だけ消えて、黒い文字しか見えなくなります。
私たちはどうしても、先入観や自分の価値観を通してその物事を解釈します。それはちょうど赤いシートの上から見ているような感じなんです。
赤いシートを通して見ているために、確かにそこにある赤い文字、つまり希望が見えなくなってしまうんです。
では頭の中の赤いシートを取るにはどうすればいいんでしょう？
私たちが問題について考えるときはどうしても「なぜこうなっちゃったんだろう」「何が悪かったのだろう」と原因探しをすることが多いようです。
でも、なぜ、どうしてと考えて原因が見つかっても、かえって暗い気持ちになることもあります。
この問題があって良かった事？
そんな時は方向転換して「このことがあって良かった事はなに？」と考えてほしいんです。
カウンセリングでは、どんなことを話しても責められません。辛かったことや、苦しいこと、後悔していることや腹が立ったことなど何でも話していいんです。
でもそんな話がずっと続いて、息詰まったときは「その悩みや問題があってよかったことって何ですか？」と質問します。
「良かったこと？」と最初は驚く表情をされる方も「良かったこと、良かったこと」と考えるうちに「そういえば…」と
その悩みがあったからこそ良かったことを、ご自分の言葉で話されます。するとだんだん表情が明るくなっていくんです。
心の重荷をおろしスペースをつくる
自分一人では、良かったことがなかなか思い浮かばないこともあるかもしれません。
それはあなたの心が重荷で一杯になっていてスペースがないからなんです。
そんな時はあなたの話をじっくり聞いてくれる人を見つけてください。
心の中の重荷をおろして、まずスペースをつくるところから始めてほしいんです。
辛さやその苦しさを十分に聞いてもらえたら、重荷は必ず軽くなります。そしてその後よかったことを考え始めればいいんです。
まず心の重荷をおろし、そしてよかったことを考えるリフレーミング。
皆さんはどう思いましたか？
影から光へ方向を変える
自分の悩みや問題に集中している時の私たちは、ちょうど自分の影を見つめているような感じです。影からは何の希望も生れません。
でも影があるという事は、反対側に強い光があるという事です。影が暗いほど、光は明るいんです。
だから光の方に向きを変えるのがリフレーミングなんです。
絶望を体験したからわかる希望
絶望を体験したことのある人だけにわかる、希望のすばらしさってありますよね！
悩みはあなたや家族がもっと幸せになるための贈り物！
大丈夫！あなたにもできます！
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- #アダルトチルドレン, #うつ病、#不登校, #共依存, #生きづらさ, #自己肯定感
