みんな教え魔に困ってた!
こんにちは!グレイスカウンセリング心理カウンセラーのかなう美保です。
最近ボーリング場に「stop!教え魔!」という貼紙が張ってあると聞きました。
皆さんはご存知でしたか?
でも「教え魔!」ってなんのことなんでしょう?
教え魔というのは、ボーリングを楽しんでいると「ここはこうした方がいいよ。」と教えてくる人のことだそうです。確かにそういう人ってあちこちにいますよね。
でもどうして教えることがいけないんでしょう?
それはそのためにボーリングをやめてしまう人が増えていて、全国のボーリング場が困ってるからなんだそうです。
「stop!教え魔!」にはこんな言葉が書かれています。
「良かれと思ってする行為が、人を苦しめていると自覚しお客様同士のコーチはご遠慮ください。」
つまり教える人は気分がよくても、相手は苦しんでるからやめてくださいということだったんです。
やんわり断ってるのに耳に入らない!
支配的な親、職場関係、ママ友、
質問もしてないのに口出しをされたり、「こうするべき!」と指図される。これって日常的にもあることかもしれません。ボーリングであれば、行くのをやめれば済むかもしれないけれど、
相手が毎日顔を合わせる職場の上司や同僚、ママ友、避けきれない親戚や支配的な親。こんな身近な人だったらつらいですよね!
聞いてもいないことまでいちいち口を出してくる教え魔。「放っておいて!」と言えたらいいけど、いろいろあってそれもなかなかできない。やんわりと伝えてるのに相手の耳には届かない。
そんな時はどうしたらいいんでしょう?
嫌われるのが怖いとターゲットになるやすい?
そんな時はまず自分の心のパワーを取り戻すことから始めてください。
教え魔の人でも誰にでも教えようとするわけではありません。
教え魔のターゲットになりやすいのは、おとなしい人、気の弱そうな人、優しそうな人、つまり自分の気持ちを出さないで、黙って聞いてくれる人、嫌われることが怖い人なんです。
子供の頃に、気持ちを尊重された人は、断ることに難しさを感じません。恐れがないからです。
自分が嫌だなと感じることを断るのはごくごく当たり前のことで、自分にはその権利が当然あるとわかっているからです。だから少し「嫌だな」と感じたたすぐ断れます。
当然の権利だと知っているから、断り方に工夫をする余裕も生まれてきます。だから断っても関係が悪くならないんです。
第一次反抗期 反抗することで育つ安心感
2歳前後の第一次反抗期の頃、子供たちはすべてに反抗します。「これを着なさい。」と言っても「イヤ!」「あれを食べなさい。」と言っても「イヤ!」何を言ってもイヤ!イヤ!だからこの時期はイヤイヤ期と呼ばれます。
なぜ嫌なのかという理由がないことも多いんです。
まるで反抗すること自体が目的のように、子供たちはママを困らせます。でも実はこの時期子供たちは、どんなに嫌だ!と言っても大丈夫という安心感を育てているんです。
もしこの時期に親が厳しすぎたり、何かの理由で子供の反抗を受け止める余裕がない場合、子供は「相手の思い通りにしなければ自分は嫌われてしまう」と考えるようになります。
そして自分の気持ちより、相手の気持ちを優先する習慣がつき、自分の心を守るパワーを身につけないまま大人になってしまうんです。
もしそれが自分に当てはまると感じたらどうすればいいんでしょう?
罪悪感を感じずに、断れる人になる秘訣!
まず大切な事はあなたの心を守るパワーを取り戻すことです。断り方のノウハウにはいろいろありますが、例えそれを覚えても、使いこなすパワーがなければノウハウも役に立たないからです。
誰のためにあなたの時間を割き、あなたが誰の話聞くか、その自由はもともとあなたのものです。
例え相手が親切心であっても、その親切を受けとるかどうかをあなたは決めていいんです。本当にあなたのことを思っているなら、断っても相手が不機嫌になりません。不機嫌になる人はもともとあなたのことを考えてはいません。
だから自由に断っていいんです。心を守るパワーを取り戻せば、罪悪感を感じずに断れるようになります。
あげるつもりがないのに勝手に取られてしまう状態は、壁のない部屋に住んでいるようなものです。壁がないから相手は自由気ままに入ってきて、許可なく好きなものをかってに持っていくんです。
パワーを取り戻す秘訣、それは心を沈める時間を普段から作ることです。小さくなってしまった自分の心を聞き、自分は何がうれしくてそして何が嫌なのか、心の声に耳を傾けます。
そして本当は嫌なのに思わずイエスと言ってしまったことがあったらに「ごめんね。次はちゃんとあなたを守るから」と声をかけてください。これを繰り返していくうちに、心のパワーが少しずつ戻ってきます。
断ることが苦手なあなたは、やさしい人かもしれません。それならこれからは一番身近な自分自身にどうぞやさしくしてあげてくださいね。
悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!
毎週金曜日に配信します!
著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
統合失調症の母に育てられたことが原因で12歳までの記憶を失う。生まれつき重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。中学生の息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため先生からいじめられ不登校から引きこもりになった息子の話を聞き寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たしている。
詳しいことは https://kanaumiho.com/
Facebookアカウント https://www.facebook.com/mihokanau
どうぞ上の写真をポチッとしてから生声のメッセージ「悩みは神様からの贈り物」聞いてみてくださいね!
(YouTubeのいいね!+チャンネル登録 もらえたら励みになります!)
170万アクセス! 440本聴き放題はこちら!
音声のみでお聴きになりたい方は下の再生ボタンをクリックしてくださいね!