「すきなことをしいや!」吉本興業伝説の講師の言葉
こんにちは!グレイスカウンセリング心理カウンセラーのかなう美保です。
皆さんはお笑い番組は好きですか?皆さんの推しの芸人さんはいらっしゃるでしょうか?
第一線で活躍するたくさんのお笑いタレントを輩出してきた吉本興業のタレント養成所には、20年間にわたり多くの芸人さんたちを育ててきた本田正識(まさのり)さんという伝説の講師がいらっしゃいます。
鬼講師とみんなに恐れられている本田さん、どんなスパルタ方式で指導するのかなあと思いました。
ところが意外なことに、芸人の卵の方に本田さんが常にいう言葉、それは「好きなことをしいや」だったんです。
好きなことというのは自分が好きな事、人がどう思うかよりも、自分が面白いと思うことをやりなさい。という意味だったんです。
無理に型にはめることなく、それぞれの個性を生かす指導をする本田さんは言います。
「こうすれば笑いが取れるというテクニックを教えることは難しいことではない。でも本当に本人が面白いと感じるものでなければ、たとえ売れても続かない。」というんです。深い話ですね!
有名になれは生きづらさは解決?
「ヒロシです」の自虐ネタで大ブレイクしたヒロシさんは、子供のころからのあがり症で、クラスの中でもあまり目立たない存在でした。
そのためにからかわれ、バカにされ、いじめられた経験をきっかけに、いつか見返してやりたいという思いでお笑いの道に進んだそうです。
そして32歳の時、ついに哀愁漂うイタリア音楽をバックに「ヒロシです。」と始める自虐ネタが大ブレイクしました。
仕事のオファーは急増し、とうとう夢が叶ったヒロシさんは、高級車や大きなマンション、高級家具に囲まれ、全ての望みが手に入ったと言います。
華やかさ裏のパニック障害診断
華やかな世界で大成功を収めたヒロシさん、でもネタづくりために過去の嫌な出来事を思いだしてはノートにそれを書き連ねる日々。
新しく嫌な出来事が起こるたびセンサーを鋭くし「この人こんなことをした。」「あの人は自分といてずっとつまらなそうだった。」と否定的な事ばかりファーカスする毎日が、だんだん精神的にきつくなっていったといいます。
それでもネタを続け無理を重ねたヒロシさんは、とうとう自宅マンションから飛び降り自殺を図る寸前まで追い込まれ、パニック障害という診断受けました。
仕事を続けられなくなったヒロシさんが「もうテレビには出ません。」と事務所に告げると、あっという間になくなってしまったそうです。
ヒロシちゃんねるで再びブレイク!
もともとみんなでワイワイすることが苦手だったひろしさんは子供のころから好きだったキャンプを一人で始めたそうです。そうです。ソロキャンプです。
でも山の中たった一人で夜を明かすのが最初は怖かったので、つかず離れずの距離でソロキャンプをする仲間を集め、その様子を後日自分たちで楽しむためにと始めたのがYouTubeヒロシちゃんねるでした。
ソロキャンプを映すためのヒロシちゃんねるでは、「ヒロシです。」のお笑いのネタはありません。それどころかヒロシさん本人すらほとんど映りません。
ただたき火がパチパチと燃えるようすや、川のせせらぎが聞こえるだけ。そんなヒロシちゃんねるが、「なんだかわからないけど心が安らぐ」「ずっと見ていられる。」と評判に呼び、
いつのまにか再生回数は500万を超え、チャンネル登録者は25万人になりました。
ウソをつき続けなかったから幸せになれた
「自分の本音ではないネタをしなくてはいけないことは、僕にとって無理以外の何者でもなかった。
ブレイク全盛期に比べて収入は減ったかもしれないけれど、
今は好きなことをして自分が満足できるお金を稼ぎ、日々を過ごしている。今の方が、僕は随分幸せなのだ。」と「好きな事だけして生きていける」の本の中でヒロシさんは語ります。
日々の生活をしていると私たちは知らないうちに、周りの価値観を取り入れ、何が自分にとって本当に幸せなことなのかを見失ってしまうことがあります。そして「これが幸せ」と自分に言い聞かせるんです。
ヒロシさんは「僕は自分に嘘をつけなかった。そしてウソをつけなかったから僕は、限界になった時そこから逃げた。でも逃げたおかげで幸せになれた。」と言います。
皆さんはどう思いますか?
自分にウソをついていたことが、うつや不安症、引きこもり、依存症、生きづらさの原因かもしれません
知らないうちに周りの価値観を取りこんで生きてきたことが、うつや不安、引きこもりや依存症などの悩みや生きづらさの原因になっている事はよくあります。でも実はその悩みは本当のあなたを取り戻そうと助けてくれているんです。
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保 統合失調症の母に育てられたことが原因で12歳までの記憶を失った。生まれつき重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。中学生の息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため先生からいじめられ不登校から引きこもりになった息子の話を聞き寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たした。
詳しいことは https://kanaumiho.com/
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