40年間別居していた樹木希林さんご夫婦
こんにちは!グレイスカウンセリング心理カウンセラーのかなう美保です。
2013年に全身がんを公表し、一昨年前惜しまれながらこの世を去った俳優の樹木希林さん。希林さんは30才の時ロック歌手の内田裕也さんと結婚をしました。
でも残念ながら、暴力が原因で1年半後には別居、そしてその後40年間希林さん夫婦は別居したまま、年に1、2回会うだけという結婚生活を続けたそうです。
夫の内田さんは、家には帰らず、家庭外に愛人をつくり自由を謳歌しているように見えましたが、2019年に妻の希林さんが亡くなると、わずか半年後、まるで後を追うかのように亡くなられました。
希林さんご夫婦に限らず、妻に先立たれたとたん、元気をなくして後を追うように亡くなるご主人の話はよく聞きますよね。
妻は夫へのプレゼント⁉
聖書の創世記の中には、最初の人であるアダムを神が創造した後、妻のイブを創造するくだりにこんな言葉が出てきます。
「人が一人でいるのは良くない。彼のためにふさわしい助け手を作ろう。」
妻のイブは、アダムへのプレゼントだったんですね。
プレゼントということは、決して女性が男性より劣っているという意味ではありません。
むしろ特別な存在だという意味です。
助け手というのは、具体的に何かをするという事以上に、妻の存在自体が、夫の最大の助けになっているということです。
だから妻の存在がなくなってしまうと、弱ってしまう男性が多いのではないでしょうか。
「自分が守っていかなくては!」と自分を必要とされることが、夫の自尊心は引き上げるからです。
妻の自尊心、自己肯定感は日々大切にされないと下がる
では女性はどうなんでしょう?
夫に先立ても、その後、人生を謳歌して長生きする妻はたくさんいますよね?
妻は夫の存在を必要としていないんでしょうか?
勿論そんなこともちろんありません。
でも妻の存在に支えられる男性の自尊心に比べると、女性の自尊心は、夫がいるだけでは支えられません。
女性の場合、夫の言葉や行動などを通して、自分には価値があると日々感じることで、初めて女性の自尊心は満たされるんです。
いくら夫が存在していても、言葉や行動を通して自分が大切にされていると感じることができなければ、妻の自尊心や自己肯定感は、あっけなく低くなっていきます。
そして「自分は思いやりを受ける価値がないのではないか」「もっと頑張らなくではいけないんじゃないか。」と感じるようになっていくんです。
思いやりのお返しを期待すると、夫婦関係は悪くなる
自尊心や事項肯定感がさがり、自分の価値を感じられなくなると、女性は、本当は自分がやって欲しい思いやりを、先に夫にしめすことでお返しをしてもらおうと考えます。
夫の好きなものを料理したり、居心地をよくしたり、話を一生懸命聞いたり、そうやって本当は自分がして欲しいことを先にしてあげれば、夫も同じように、きっとお返しをしてくれるだろうと考えるんです。
でもこの方法は、だ残念ながらいたいうまくいきません。
そしていくら頑張ってお返しが来ないために、妻が苛立ち、夫はなぜ妻が起こっているのかわからず、家に居づらくなり、夫婦関係はむしろ悪いスパイラルに入っていくんです。そういうご夫婦に何人お会いしてきたでしょうか。
お返しが欲しいからやっていると知れば、多くの男性は
「それじゃ物々交換みたいじゃないか。自発的な愛情とは言えないんじゃないの?」と考えます。男性と女性では考え方が違うからです。
無料だと思って喜んでたら、後から突然高額料金を請求される、ぼったくりバーのようだという印象を男性ならもつ可能性が高いんです。
愛される妻になるには
では大切にされているという実感がもてずに、自尊心が下がってしまったら女性はどうすればいいんでしょう?
妻の存在は夫へのプレゼントだと最初に話しましたよね。
プレゼントといういのはもともと大切にされ、愛でられるための物です。
だから物々交換のように、あなたが先に思いやりという代金を、夫に支払う必要は、最初からないということなんです。
女性の自尊心は、とても繊細で壊れやすいものです。
だから大切な事は、物々交換しなくても、自分には思いやりを受ける価値があるのだと思いだすことです。
自己肯定感が下がってしまったとしても、実際にはあなたの価値自体は下がっていません。
あなたは今も夫へのプレゼントなんです。
あなたの存在はただ、にっこり笑って「いつもありがとう!」と感謝の言葉を伝えるだけで、十分な思いやりを受ける価値があるという事を思い出してほしいんです。
自分の価値を、自分で信じられるようになると夫婦関係も、周りの人間関係も変わっていきます。
人というのはあなた自身が自分を思い描いているように、自然とあなたを扱うようになるからです。
今日の話皆さんはどう思いましたか?
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
12歳までの記憶を失う体験をする。生まれつき重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。中学生の息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害が理由で先生からいじめられ不登校から引きこもりになった息子の話を聞き寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たしている。
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