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共依存症ってなに?
こんなことってありませんか?
自分が相談するより、誰かの相談役になることが多い。
周りにはなぜか、常に問題を抱えている人いて、自分はいつも誰かを助けてきた。
人を助ける時はすごく充実感を感じる。
もし皆さんが全てに当てはまるなら、共依存症かもしれません。
共依存症というのは1970年代にアメリカで、アルコール依存症の問題を抱える夫を献身的に支える妻たちの間に、ある共通点が存在しているという気づきから始まった概念です。
日本にまだこの言葉がなかった時代、たまたま私はアラノンで活動をしている友人から「訳してほしい。」と手渡された本のおかげで、共依存症について知ることができました。
共依存症の特徴とは
共依存症の最大の特徴というのは、誰かを支えるという立場を自分が常に必要としている点です。
いつも誰かを助ける側にいるので、周りの人からはしっかり者で、頼りになる人と認識されることが多いんです。
でも人を助けてあげることって良いことですよね?
それなら普通に人を助ける事と、共依存症として人を助ける事はいったいどこがちがうんでしょうか?
その違いは外から見える行動が違うわけではなくて、なぜそれをするかという動機の違いなんです。
共依存症の背景
共依存症の背景には、必ず大きな不安感があります。
必要とされている自分、誰かの役に立っている自分でなければ、自分は存在する価値がないという不安感です。
一見自信に満ちているように見える人でも、本人すら気がつかない奥底にある不安感ゆえに、常に人を助ける役割を選んでいるということがよくあります。
共依存症場合相手を助けるのことをやめようとすると、ひどい罪悪感に苛まれるため、助けるのをやめることは容易ではありません。
この罪悪感がひどいDVにあっているにもかかわらず、せっかく避難した女性たちが再び夫や恋人のもとに戻ってしまう理由なんです。
共依存症として人を助ける事普通に人を助ける事の違い
健全な助け方をできる人は、自分が誰からも必要とされていない状態、誰の役にも立っていない状態、まったく社会や人から評価されていない状態であっても、自分が自分の存在を評価しているので幸せでいることができるんです。
自己肯定感が高てく、自己証明をする必要がない中で人を助けるのであれば、相手に振り回されたり、助け過ぎて自分が不幸せになることがありません。
共依存症の最も悲しい点は、多大な犠牲を払って助けているのにもかかわらず、相手の問題は根本的に解決することがないばかりか、その人との関係さえ悪くなってしまうことが多い点です。
だからまず自分の共依存症に向き合うことが大切なんです。
不登校や、引きこもりの子供のため労を惜しまずに奔走する母親
暴力やアルコール問題などがある夫を献身的に支える妻
犠牲を払って部下や友達を助けても、なぜか最後には疎まれてしまう人
医療や福祉関係など人を助けるタイプの仕事にも、共依存症の方が多いことは、とてもよく知られています。
共依存症の治し方
もしかしたら自分は共依存症かもしれないと感じた時は、どうすればいいんでしょう?
まず自分が幸せに過ごせるように心を配ってください。
それには自分の心と丁寧に対話をすることが不可欠です。
なぜなら共依存症の人は、自分の気持ちを抑えて我慢していることが多いからです。
また日々の生活で、自分の小さな願いを叶えてあげることで、「たとえ人の役に立っていなくても、自分は幸せになっていい。」という許可を与える練習をしてください。
そしてその人間関係がもし自分を疲弊させているだけだと感じるなら、相手と距離をおいて自分を守るということを考えてほしいんです。
悩みは幸せになるための贈り物!
どんな依存症であっても、依存症からの回復は簡単ではありません。時間をかけて、たくさんのステップを踏んでいく必要があります。
なぜかというと依存症は、今まであなたの人生を支えてきてくれたつっかえ棒だからです。足が弱っている時に、いきなり松葉づえやつっかえ棒を取ったら転んでしまいますよね。
だから共依存症が一方的に悪者というわけではなく、共依存症を治すことは、あなたが今よりももっと幸せになるための一つのステップです。
共依存症の人というのは、やさしくて責任感が強い人が多いんです。だから助け過ぎてしまうんです。それはあなたの長所であり、財産ですよね。
今まで長い間人のために生きてきたのだから、しばらくは信頼できる人と何を話しても大丈夫な安全な場所を見つけて自分を幸せにすることを優先してください。
今日の話皆さんはどう思いましたか?
悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
12歳までの記憶を失う体験をする。生まれつき重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。中学生の息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害が理由で先生からいじめられ不登校から引きこもりになった息子の話を聞き寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たした。
詳しいことは https://kanaumiho.com/
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