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「青春って、すごく蜜なので…」
長い甲子園の歴史で初めて昨年、東北から仙台育英高校が全国制覇を果ました。そのインタビューで監督が、「青春って、すごく蜜なので」と語った言葉が、有名になりました。
流行語特別賞にも選ばれたので、記憶にある方も多いのではないでしょうか。制限の多いコロナ禍で苦しんできた高校生たちを代弁する言葉としてたくさんの共感を呼びました。
「青春って、すごく蜜」本当ですね。この言葉で自分の青春を振り返って、「確かに」と思った方は多かったのではないでしょうか。
野球人生の挫折
東北勢初の甲子園優勝という偉業をなし遂げた須江航監督ですが、インタビューを見るととても謙遜な人柄がうかがえます。
それはご自身の野球人生と、関係があるかもしれません。
須江監督の野球人生というのは決して順風満帆ではありませんでした。
小学生で野球を始め、甲子園球児になることを夢見た須江監督は、親元である埼玉を離れて、遠く宮城県の強豪校仙台育英に進みました。
ところがいざ野球部が始まると、周りの仲間と自分のあまりのレベル差に圧倒されたそうです。
どんなに頑張っても万年補欠。決してメンバーになることができませんでした。
悩んだ末、高校2年の時須江監督は、自分が野球をすることをあきらめ、他の部員をサポートする記録係を選んだんです。
甲子園で活躍することを夢見て、親元を離れてまで頑張ってきたのに、その夢をあきらめることは、高校生だった須江監督にとって、きっと大きな挫折体験だったに違いありません。
でもその体験こそが、今回の東北初の快挙につながったように思えるんです。
「私は、技術指導はできないんです」
優勝を果たした後の秋、インタビューで
「監督としての達成感があるかといえば、正直全くありません。甲子園の優勝も私が何かをしたわけではなくて、プレーしたのは選手たちですから。」と須江監督は語っているんです。
また「私には監督としての感性や感覚がないので、経験に裏打ちされた技術指導はできないんです。だから選手のデータを数値化して、補っているんです。」と
こんな風に全国優勝を果たした監督とは思えない、謙虚という言葉では足りないようなコメントをたくさんされています。
でもそこには、部員をはじめとする他者への敬意と、揺るがない自己肯定感が根底にあるように思えました。
謙遜だけれど、自分に自信がないわけではない。それはきっと、須江監督が挫折を通して、自分の役割をはっきりと認識されたことにあるのかもしれません。
自信がもてないのは、なぜ?
「何でもできる。何でもなれる。」という言葉は夢にあふれています。
でも一生懸命頑張っても、みんなが一番になれるわけではありません。
力を出し切っても、願いが叶わない時、私たちは自分の限界を突きつけられ、「自分はダメな存在だ。」と感じたりします。
挫折は痛みを伴うから、それが嫌で力を出し切らない時もありますよね。そうしておけば「本当はできた。」と言い訳ができるからです。
「あなたはオンリーワンです。」といくらいわれても、その言葉が心に響かず、自分に自信がもてないのは、なぜでしょう。
それは「本当はもっとできた。」と自分が知っているからかもしれません。
挫折が自信をつくる
でも挫折の体験から、須江監督が自分の本当の役割を見つけ、それが優勝につながっていったように、挫折を通して見つかる宝もあります。
むしろ挫折の中で本当の自分個性や役割、自分の価値に出会った人は、負け惜しみや、ごまかしではなくて、人の価値には優劣はない、自分には価値がある!と心から信じられるようになります。
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
12歳までの記憶を失う体験をする。生まれつき重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。中学生の息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害が理由で先生からいじめられ不登校から引きこもりになった息子の話を聞き寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たした。
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