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損失回避の法則とは?
「人は不安を避けようとするあまり、不幸を選んでしまう。」と、ある精神科医の人が言っていました。
確かに、カウンセリングでの場面でも、不安感から、自分の人生で悪い方を思わず選択してしまうという場面を時々目にします。
行動心理学には、損失回避の法則という言葉があります。
損失回避というは、今自分がもっているものを失う痛みというのは、それを得た時の喜びよりずっと大きく感じるという法則なんです。
つまり何かを手放す事を難しく感じるのは、私たちがその痛みを実際よりも大きく見積もってしまうからなんですね。
両手にいっぱいの荷物を抱えたままで、なんにも手放さないで、もっといいものが手に入るならそれが一番です。
でも実際には残念ながらそれは不可能です。
良いものを入れるための場所がないからです。
「次のものが確実に手に入るとわかった後なら、手放せるんだけど…」という方もよくいらっしゃいます。
気持ちはよくわかりますよね!
確実になってから手放すなら、心配はないからです。
でもそんな風に保険をかけても、結局は保険にならないどころか、マイナスになってしまう事が多いんです。
スペースがなければ、せっかく来たいいものをやり過ごすことになるからです。
だからやっぱり手放すことの方が先なんです。
でも手放すことって、誰でも怖いですよね。
手放す勇気のつけ方
どうして手放すことがそんなに不安なんでしょう?
どうしたら手放す勇気がもてるようになるんでしょう?
手放すのが難しいのは「手放したら困ったことになるんじゃないか。」って心配だからです。
つまり、手放さない理由を私たちは、いろいろ後付けで言うけれど、結局は不安感が最大の問題だという事です。
たとえ何かを、手放したとしても、
「もし必要になったら、きっとまた自分の所にやってくる!その時には、今以上にいいものがくるに違いない!」
そんな風に人生を信じることができれば、手放すことは難しくありません。
だからそういう意味での自分の人生への自信が必要だという事です。
でも、そんな自信はどうやって養えばいいんでしょう?
実は、その自信はクローゼットの片付けでも、養うことができます!
部屋は、自分をうつす鏡
いくら部屋の片づけ方法や服の収納、ノウハウを学んでも、また時にはプロに頼んで、一度家じゅうきれいにしてもらっても、
自分の心の中の不安感を手放していない状態なら、結局リバウンドして、ちょうどピッタリ元の状態と同じぐらい、使わない物であふれてしまいます。
自分の家や部屋は、自分の心をうつす鏡だからです。
だからまずこれは絶対使わないというモノを手放すことから始めてみましょう。
それだけでも、新しい生活が動き出してきます。
「またいつか使うかも…」
「思い出があるから…」と
少し抵抗感じるモノほど、思い切って手放してみると、なんだか気持ちがスッと軽くなります。
それを持ってたことが、自分にとって結構なストレスになっていたと改めて実感できます。
手放して新しい環境に踏み出す勇気
「これまでに積み上げてきたもの」も、そのお思い入れが強いだけに手放すことを難しくさせますよね。
例えば慣れた環境をかえて、新しく踏み出すというのは誰だって不安を感じます。
過去に費やした時間やお金や労力が、すべてゼロになってしまうかもしれないと心配するからです。
これは人間関係でも同じことです。
カウンセリングを通して、新しい自分に生まれ変わっって、まったくちがう自分になった結果、今までの人間関係が総入れ替えになるという事は、良くおこります。
以前なら、「お互い人生、うまくいかないよね~」と愚痴を言い合う仲で安心できる関係だと思っていたけれど、そういう関係がだんだん負担に感じるようになったり、
「相性がいい!」と思っていた関係が、「実は利用されていただけだったんだ。」と気づくような事もあります。
今までは、手放す不安が目をふさいで見えなくなっていたんです。
これが、暴力を振るDVのような関係でも、離れられなかった理由です。
もちろん人間関係を手放すことは、モノを手放すよりずっと難しいものです。
でも人間関係でも、不安感から自分にマイナスになる関係を手放せない状態にとどまらないで、不安を乗り越えて、自分を幸せにすることを選んでいきたいですね!
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。特別養子縁組により血のつながらない子を我が子として育てている。発達障害のため担任からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添い、やがて息子は大学に入学、現在は子供の気持ちがわかる小学校の先生として働いている。
詳しいことは グレイスカウンセリングhttps://kanaumiho.com/
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