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わがままな人には魅力がある!みんなそのままのあなたとつながりたい!
わがままをいえる人は、周りには「魅力的な人」と映ります。それは、その人が周りの人を信頼して本当の自分をみせているからです。「わがまま」は言いかえれば、自分の気持ちを相手に上手に伝えることができるということです。そのままのあなたには、十分な魅力があります。周りの人たちは、そんなそのままのあなたとつながりたいんです。
いい人になれば 人間関係はうまくいく!?
私たちは「いい人になれば人間関係はうまくいく」と教えられてきました。
でもどんな事でも、バランスって大切ですよね?
もし、あなたが今までいい人になろうとがんばってきたのに、それでもいろんな関係があまりうまくいかないと感じているなら、
これからは少しわがままになった方が、うまくいく可能性が高いんです!
どういうことでしょう?
親の幸せに責任を感じる子
機能不全や両親が不仲な家庭で育った子供は「お母さん、かわいそう…」と考えるようになります。
そして「自分がいい子になることでお母さんを幸せにしよう!」とするんです。
そういう人たちは、子供の時から自分の気持ちを抑えて、
かわりに親の心の痛みや気持ちを汲み取って、行動するようになっていきます。
そんな時、祖父母や近所の人などたった一人でも、その子の本当の気持ちを理解して、不安感や寂しさを受け止めてくれる大人がいたら、その子は救われます。
でも周りにそういう人が一人もいなければ、その子は「そのままの自分では愛されない。」という事を学んで成長することになります。
相手の気持ちを考えすぎてしまう
よく小学校の教室などに「相手の気持ちを考えましょう。」と貼ってあることがあります。
もちろん 相手の気持ちを考えることは、大切です。
でも自分の気持ちより、親の気持ちをずっと優先してきた人は、「相手の気持ちを考える」ということが行き過ぎてしまって、
自分の気持ちを大きく犠牲にしていることが、多いんです。
でも、そんな風に自分を抑えて周りに合わせすぎると、本来あなたが持っている魅力は薄まってしまします。
本当の自分を見せてないからです。
「わがまま」は言いかえれば、自分の気持ちを相手に伝えることができる、自分を大切にしているということですよね。
いい子にじゃないと見捨てられる…
ある女性は、こんなことを話してくれました。
「私は、子供の頃親にお菓子をねだったことがなかったんです。」
「『本当はあのお菓子欲しいな…』と思っていても、口にだしたことありませんでした。
『何もねだらなくてえらいよ。』とほめられるのが嬉しくて、もっともっと自分を抑えて我慢する子になっていったんです。」
おねだりをしない子供はいい子だと、大人に評価されます。
でも本当は欲しいのに、自由にねだることができないのは、
「いい子にならないと見捨てられる」という不安が動機になっているからなんです。
本来、親の愛は我慢できる子でもそうじゃなくても、同じように愛してくれる無償の愛のはずです。
でも現実は、我慢するいい子なら愛してくれるけど、我慢できないなら愛してもらえないという事がよくあるんです。
そんな環境で育てば、その子はいい子になるしかありません。
だからいくら「いい子。」とほめられても、実際の自信にはつながらないんです。
わがままな人には魅力がある!
「わがままを言える人」というのは、人間関係であまり苦労しません。
それはその人が周りの人を信頼していて、本当の自分をみせているからです。
もちろん周りの人を無視して、自己中心になればいいということではありません。
でも自分の本心に耳を貸すことができないなら、本当の意味で人の気持ちを聞くことできません。
だから人間関係が表面的になってしまって、深いつながりになっていかないんです。
わがままをいえる人の方が、周りの人には「魅力的な人」と映ります。
芸能界でもそういう人いますよね。ハチャメチャなのに、みんなに愛されている人。
それはその人が、自分を受けいれていて、そのままの自分を人に見せられるから出てくる魅力 なんです。
みんな、そのままのあなたとつながりたい!
幼少期の子供に一番必要なことは、親に十分に甘えることです。
十分に甘えるというのは、おもちゃをたくさん買ってもらうことではなくて、わがままな自分でも、言うこと聞かない自分でも、そのまま愛されるという体験をすることです。
でも「私にはそういう子供時代がなかった。」という人はどうすればいいんでしょう?
もしあなたがそうなら、今日から少しだけ我がままになる努力をしてみてください。
今まで良い人になる努力ばかりしてきたあなたにとっては、違和感があるかもしれません。
最初は「こんなこと言っちゃって大丈夫かな…」と不安を感じるかもしれません。
慣れてないから、うまくわがままが言えなくて、落ち込むこともあるかもしれません。
でも、やっているうちにだんだん慣れてきます。
「こうしたい!」というわがままも含めて、それがそのままのあなたです。
そのままのあなたには、十分な魅力があります。周りの人はみんな、そんなそのままのあなたが知りたくて、そのままのあなたとつながりたいんです。
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退し、ひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、現在は自らの経験を生かして子供の気持ちがわかる小学校の先生になっている。特別養子制度により血のつながらない子を我が子として育てた。
詳しいことは グレイスカウンセリングhttps://kanaumiho.com/
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