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押しに弱い自分を卒業する!

押しに弱い人には「別にいいけど…」という口癖があります。機嫌を損ねたくないから、つい相手に合わせてしまうんです。そんな人が押しの弱さを克服するには、過去押し切られてしまった時を思い出してシュミレーションします。
「ちょっと…」と言葉を濁したり、「考えておきます。」と一時保留にするなど「次はちゃんと言えそう。」と自信をもてるまでやると、自分の人格のコアが強くなり、押しの弱さを卒業できます。

強く言われると、言い返せない…

皆さんは、自分が押しには弱いと感じることはありますか?

「強く言われると、言い返せない…」
「頼まれると余裕がないのに、つい仕事を引き受けてしまう。」
「買うつもりじゃなかったのに、強く勧められて買っちゃった~」

こんな経験がある方は、以外に多いかもしれません。

押しの弱い人の周りには、押しの強い人が集まってきます。

理由は簡単です。物事を自分の思い通りにできるからです。

押しに弱い状態が長く続いている人は、我慢することに慣れてしまっていて、

本当は自分が嫌なのか、我慢しているかどうかも、だんだんわからなくなっていきます。

自分の気持ちを察知するセンサーが鈍くなってしまうんです。

そして押しに弱い人は、「相手の方が自分よりも正しい。」と考える傾向が強いため、否定されるとすぐ意見をかえて合わせてしまいがちです。

でもそれでは、優柔不断と捉えられて、信頼が薄くなってしまうんです。

押しに弱い人の要注意な口癖

押しに弱い人は「まあいいか…」「別にいいけど…」という口癖があることが多いです。

気まずい雰囲気になりたくないから、自分の気持ちとは違うけど受け入れてしまう時の言葉、ですよね。

だから「別にいいけど…」「まあいいか…」いう言葉が、自分の口から出た時は注意してくださいね。

その言葉が思わずでた時は、もう1回自分の本当の気持ちを確認してほしいんです。

押しの弱さは長所⁉

でもし世の中の人がみんな押しが強かったとしたら、それはそれで物事はうまくいかないですよね?

だから押しの弱さも、単純に短所ではなくて、ひっくり返せば長所にもなるんです。

一般的に押しに弱い人は協調性が高く、我を張らずに相手の立場に立って物事を考えることが得意です。

押しの弱さが長所として発揮されるのか、短所になってしまうのかは、何が違いをつくるんでしょう?

それは、「どうして相手に譲るのか」という動機の違いです。

「今回は相手に譲ろう。」と自分が納得した上で譲るのであれば、その柔軟さは長所として発揮されている状態です。

でも「 波風を立てるのは嫌だから…」「期限を損ねるかもしれないから…」という恐れや不安感が動機になってる場合は、ちょっと立ち止まったほうがいいかもしれません。

このことは、逆の立場で考えたらよく分かります。

もし誰かが、あなたの機嫌を損ねるのを怖れていて、ビクビクして、自分の意見を曲げてまであなたに合わせていると知ったら、どう感じるでしょう?

きっとあなたなら「そういう事はやめてほしい。本当の気持ちを言ってほしい。」と考えるんじゃないでしょうか。

「自分の率直な気持ちを言ってくれる人の方が、安心だし、人間としても尊敬できる。」と考えるんじゃないでしょうか?

お互いを大切にし合う信頼関係を築くためには、不安感から相手に合わせることはやめていく必要があります。

押しの弱さを卒業する!

でも押し切られないで、主張したい時に自己主張できる強さってどうすれば身につけられるんでしょうか?

実はそれは、そんなに難しくありません。

普段からシュミレーションして慣れていれば誰でもできるようになります。

過去に、誰かに押し切られてしまった場面を思い出してください。

その場面を頭の中で再現しながら、どうすれば、押し切られずにうまく切り抜けられたのかを考えるんです。

「ちょっと今回は…」と言葉を濁す とか、「あはは~」笑ってごまかすという方法もありますよね。

「相談してみます。」「考えておきます。」といったん保留にすることもできるし、少し 沈黙した後、一呼吸おいて他の話題に切り換えるといのは、ちょっと上級のテクニックでしょうか。

はっきり「いやです。」と言うことで、波風を立てなくても、切り抜ける方法っていろいろあるんです。

そしていい切り抜け方が見つかったら、シミュレーションして練習します。

そして「もし同じことがあっても、次はちゃんと言えそう。」と自信をもてるまで、繰り返します。

一つの場面を自分のものにできれば、同じレベルの断り辛さのものは、クリアできるようになります。

そんな風に日常の場面を利用しながら、自分の人格のコアを少しずつ強くしていってくださいね!

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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し天国に送った。中学生だった息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退し、ひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、現在は自らの経験を生かして子供の気持ちがわかる小学校の先生になっている。特別養子制度により血のつながらない子を我が子として育てた。

詳しいことは グレイスカウンセリングhttps://kanaumiho.com/
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