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アカウンタビリティとは
私がよく聴いているラジオJ – WAVE では、別所哲也さんが「ご機嫌は自分でつくるもの!」と、番組の最後にいつも言うんです。
「自分の機嫌は自分で作る。」そう聞くたびに「確かにそうだなぁ。」って、思うんです。
生きていれば、誰にでも気分の悪い日や辛い日、悲しい日ってありますよね。
もちろん悲しんだり、怒ったりすることも必要だけど、せっかくの人生なんだからできるだけご機嫌な日を増やしていきたいですね!
ところで皆さんは、アカウンタビリティ という言葉をお聞きになったことがありますか?
アカウンタビリティは、もともと経営用語、医療用語として使われていて、説明責任 と訳されることが多いです。
でも、心理学でアカウンタビリティは、「起こることの全ては、自分の選択の責任で、誰かの責任ではない。」と説明されています。
「だけど、そんなこと言っても、子供は親を選べないし、相手に問題があることもあるし、世の中には実際自分で変えられないこともたくさんあるのに、」
「全部が自分の選択の責任というのは 厳しすぎるんじゃないの?」そんな風に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
マイナスがプラスにかわるアカウンタビリティ
全部が自分の責任と言われると、なんだか「あなたが悪い!」「全部あなたのせい!」と責められているように感じますよね。
でも 実際にはアカウンタビリティは、自分の人生にどんなことが降りかかっても、あなたには、その後人生を好転させる力があるという考え方なんです。
つまり過去にどんなひどいことがあったとしても、あなたがその後、ずっと被害者として生き続ける必要はない。幸せをつかんでいっていいということをアカウンタビリティは伝えているんです。
電車の遅延というマイナスが…
例えば、電車が遅れたとします。
こんな時「あぁもう最悪…」と、イライラしながら待つことってありますよね。
でもそんな時も「そういえば最近、秋を楽しむ時間がぜんぜんとれなかったけど、ここならゆっくり窓から紅葉が見れる」と考えることもできます。
電車の遅延という事実は変えられないけれど、自分がそれをどう捉えて、どう対処するかで、人によってまったく違うものになっていくということです。
深刻な悩みに力を発揮する アカウンタビリティ
「でも電車の遅れぐらいなら、そうかもしれないけど、深刻な悩みだったら関係ないでしょ。」そう考える方もいらっしゃいます。
でも実際には深刻な悩みほど、アカウンタビリティは大きな力を発揮するんです。
例えば、夫が全然自分を大切にしてくれなくて、浮気をやめない。
こんなことがあれば、傷つくのは当然だし、惨めで不幸になのは、すべては夫のせいだと思いますよね。
当然です。
でも、もし自分が被害者という立場に居続けて、相手を責め続けるとしたら、そのまま状態で、自分が幸せになることは難しいんです。
反省しない夫
だいぶ前、こんなことがありました。
夫の浮気が原因で、すごく 意気消沈して相談に来られた女性がいました。
順風満帆にエリート街道をまっしぐらに進んでいた夫は、まるで怖いものなどないというように、子育てのために仕事をやめた妻に、
「たとえ自分が浮気しても、妻が自分を見捨てることはできない。」とたかを括っていたようです。
そして、その事実は、彼女を余計みじめでやるせない思いにしていました。
そんな状態でしたが、カウンセリングでいろいろお話を聞かせていただく中で、その女性は少しずつ元気を取り戻していきました。
彼女は、同時に周囲に振り回されないアカウンタビリティも身につけていったんです。
そして「私は離婚はしないけど、夫を恨み続けたり、夫を変えようともしない。」と選択し、決心したんです。
それは難しい決心でしたが彼女は、自分と夫の行動を切り離して考えるように、少しずつかわっていきました。
そして 夫が何をしていても、私は自分の人生を生きる、私が自分を幸せにすると決めて、それを実践したんです。
夫の変化
その後、なにが起こったと思いますか?
彼女が、精神的に自立して、本来の自分をいきいきと生きはじめるようになると、今度は夫が不安を感じるようになっていったんです。
「こんなことを続けていたら、いずれ自分は妻に見捨てられる。」と思ったようです。
やがて夫は、自分の行動を悔い改めて、今までのことを心から彼女に謝罪をしました。
そして妻を大切にする夫へとかわっていきました。
「夫が、私にまとわりついてうるさくてしかたないから、たまには以前のように、他の女性に夫の面倒見てもらいたいくらい。」
と、今では彼女の口から冗談がでるほど、愛される人になったんです。
今日の話皆さんはどう思いましたか?
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し天国に送った。中学生だった息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退し、ひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、現在は自らの経験を生かして子供の気持ちがわかる小学校の先生になっている。特別養子制度により血のつながらない子を我が子として育てた。
詳しいことは グレイスカウンセリングhttps://kanaumiho.com/
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