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感受性の強さが、生きづらさになる!?
皆さんは、物事に対して敏感な方ですか?それとも鈍感な方でしょうか?
物事を敏感に感じ取れる感受性の強さや繊細さは、人生を豊かにしてくれます。
その反面、その敏感さゆえに傷つきやすかったりして、生きづらさの原因にもなることも多いんです。
特に幼い頃、親の顔色を読まなくてはいけない環境で育った人は、場の空気を読むことを習得するため、感受性が強くなる傾向があるんです。
その感受性の強さはその人の長所であり、苦しさの原因にもつながります。
上手に受け流す力 鈍感力
鈍感力というのは、ストレスになる出来事を、真正面から「ドン!」と受け止める代わりに、
「あまり考えない。」「あえて気にしない。」とワンクッションを置くことで、自分の気持ちをコントロールして、上手に受け流す力をいいます。
7割の人が「自分は平均以上!
ある時、こんな実験がありました。
「あなたの運転は平均以上ですか?」という質問を被験者たちにしたんです。
すると、全体の7割の人が「自分の運転は平均以上です!」と答えたそうです。
おかしいですよね?
平均は、5割のはずです。
どう考えても、7割は多すぎです。
つまり、かなりの人が、本当は自分が50点のテストを「70点です!」と答えるぐらい、自分に対してサバを読んでいるということになります。
これは、とても客観的な数字とは言えませんよね?
自分をちょっと ひいきに見ていい‼
でもこういうことって、あってもいいんです!
確かに客観性も大事だけど、ちょっと鈍感になって、自分をひいき目に見ることで、
「自分に対して自信がもてる」っていうことがあるからなんです。
もしもともと運転があまり上手じゃないとしても、「自分は平均以上!」と信じて 運転する方が、
「自分は運動神経が悪くて、運転も下手。」と考える人より、将来実際に 上手になる確率が高いからです。
私たちはみんな、自分がイメージした通りの人に成長していくからです。
小さな子が「僕は正義の味方 仮面ライダーだ!」と言う時に、
「仮面ライダーなんかなれるわけないでしょ!」と現実を突きつけるよりも
「すごい! かっこいいね!」と言ってもらえた子のほうが、将来自分に自信を持つ人になることは、容易に想像できます。
客観的ということも大切だけど、やはりそこはバランスが大事で、
ある程度、鈍感になって、少し自分をひいき目に見るという事がプラスに働くことは多いようです。
「鈍感力が 大事だ!」
2007年に第1次安倍内閣の支持率が急落した時、それを心配した幹部の人たちに対して、元総理大臣の小泉純一郎氏がこういったそうです。
「目先のことには、鈍感になれ!鈍感力が大事だ!」
郵政民営化自体には、いろんな意見があるかもしれません。
でももし、小泉元総理が、目先の支持率や周囲の人の言葉を気にかけていたら、あんな大きなことを成し遂げるのはできなかったのでは確かなことです。
自分が最終的に成し遂げたいと思うことを、成し遂げていくためには、確かにある程度の鈍感力は必要ということですよね。
鈍感力を鍛える方法
では実際、鈍感力を鍛えるには、どうしたらいいんでしょう?
1つは「鈍感だな…」と思う人を観察してみるです。
皆さんの周囲には「この人鈍感だな…」と思う人がいらっしゃるでしょうか?
その人の鈍感さや、気遣いのなさやに皆さんはイライラしたことがあるかもしれません。
でも周りの人は、そのことを全然気にしていないという事も少なくないんです。
だからその人を観察して、真似をしてみるというのも、鈍感力を鍛えるいい方法です。
どんな時に、どんな振る舞いをしているか観察して、あなたが楽に生きるのに、よさそうなことがあったら、是非真似してみてください。
もう一つは「コントロールできないものを手放す」です。
世の中には、自分でコントロールできるものとできないものがあります。
コントロールできないものにたいしては、「あまり考えない。」「あえて気にしない。」ということが、自分の心を守って、鷹揚さを磨くことにつながっていきます。
鷹揚さが育つにつれて、物事に過敏に反応しないで、どっしりと構えられる自分になっていきます。
鈍感力を磨こう!
「もう、すこし鈍感だったら、楽なのに…」と考えるようなタイプの人は、基本的にいい人で、人に気を使う人ばかりです。
だから 意識的に少しぐらいいい加減にしても、実際に周りに迷惑をかけるようなことにはなりません。
少し鈍感になったら、自分も楽だし、周りもそのことを好意的に受け止めてくれる可能性が大きいんです。
そして鈍感力を磨くことで、小さなことに振り回されず、本当にやりたいことをやり遂げられる自分になっていくことができます。
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し天国に送った。中学生だった息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退し、ひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、現在は自らの経験を生かして子供の気持ちがわかる小学校の先生になっている。特別養子制度により血のつながらない子を我が子として育てた。
詳しいことは グレイスカウンセリングhttps://kanaumiho.com/
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