「自分物語」を紡いでいくことは、自信をもつということと同じです。「自分物語」を紡いでいくのに大切なことは、自分の気持ちに正直になることです。

親の顔色を読み、親が喜ぶことを優先してきたことで、大人になっても人の気持ちを優先する人生から、「いい人」でいることを一旦手放して自分の気持ちを大切にする人生にシフトすることです。

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幸せが難しい

「人間は、生活のために戦う必要がなくなると幸せを感じることが難しくなる。」そう言った人がいました。

確かにそうかもしれません。

住む家や食べ物に困っていたり、大病した時私たちは、その問題を乗り越えることに必死で、これさえなんとかなれば幸せになれると信じられます。

また高度成長の時代のように、どんどん豊かになっていく時代なら、「いつかは自分もマイホーム!」そんな風に考えることで、それさえ手に入れば、幸せになれると信じて頑張ることができたんです。

でも現代のように、豊かになってくると、自分の幸せを自力で見つけなくてならなくなりました。

それに加えスマホには、様々な幸せの姿が、毎日大量の流れてきます。

他人がどんな生活をしてるか知らなかった時は、小さな自分の幸せに満足することが、今よりもずっと簡単だったんです。

でも今はたった一つのSNSの投稿で、自分が信じてきた幸せを疑う事になるような時代になりました。

こんな中で、簡単には壊れない幸せを見つけるにはどうすればいいんでしょう?

深刻な悩みに「いいね~」

あるカウンセラーの方は、深刻な悩みを聞くたびに「いいね~」と言うんです。

深刻な話なんですから、いいわけがないんです。

でも「いいね~」と言われた人は、この辛い状況のどこに、いったいいいことがあるのかと考え始めます。

そうやって繰り返し考えていくうちに、悩みを別の視点から捉えられるようになって、実際に人生が変わっていくんです。

「自分物語」をつむぐ

変わらない自分の幸せを見つけていくために、大切なのは自分物語をつむぐということです。

自分物語というのは、起きた出来事に対して意味を見出だしていくという事です。

例えば、親の愛情を感じられずに育ったためにことで大人になっても自分に自信が持てない、人間関係で苦労しているという悩みがあるとします。

そんな時に「こんな辛い経験をしたから、今もこんなにつらい。」と考えたら、出口のないトンネルにはまります。

でも「こういう経験があったから、私は人の痛みが理解できるようになった。」

「こんな経験をしたから人に思いやりがもてる自分になれた。」

こう意味づけできれば、その自分物語が、人生を前進させるエネルギーになるんです。

辛いことや悲しいことから目を背けるのではなくて、それを認めながらも、新しい意味づけをしていくという事です。

自分物語を紡ぐことは、自信につながる

自分物語を紡いでいくことは、自信をもつということと同じことです。

過去の人生を肯定できなければ、私たちは人と比べて、誰かの価値観に沿って生きるしかないからです。

でも「私は、あの人よりは幸せだから。」「あの人の境遇よりはましだから。」と人と比べる土台は、危ういものです。


だからたとえ世の中の価値観を満たしてなくても、そんなことには関係なく「これが私の人生で自分物語。」言えるようになることが大切なんです。

「自分物語」のつむぎ方

実際に、自分物語を紡いでいくにはどうすればいいんでしょう?

それには、いい人でいることを、一旦手放すことです。

生きづらさを抱えてる人は、親の顔色を読み、親が喜ぶことを優先してきた人が多いんです。

子供らしく甘えたりわがままを自由に言うことができなかったために、大人になっても人の顔色を読んで、人の気持ちを優先する人が多いんです。

どうしてそうしてしまうんでしょう?

それは「いい子でなければ愛されない」と信じているからです。

確かにいい人でいれば、周りからも承認され、仲間外れにされることもあまりありません。

でもそれが本当の自分ではないとわかっているから、どんなに認められても、自分に自信がもつことができず、ずっと認め続けてもらわないと不安になってしまうんです。

自分物語を紡いでいくのに大切なことは、自分の気持ちに正直になることです。

人のために生きる人生ではなくて、自分が納得できる人生を生きることです。

自分物語を紡ぐには悲しみや 孤独、怒りや 嫉妬などのネガティブな気持ちも大切にしてください。

そのすべてがあなただからです。

今日の話皆さんはどう思いましたか?
悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!

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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し天国に送った。中学生だった息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退し、ひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、現在は自らの経験を生かして子供の気持ちがわかる小学校の先生になっている。特別養子制度により血のつながらない子を我が子として育てた。

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