皆さん こんにちは! かなう美保です。
母親がどんな人だったかは
その人の人生に 大きな影響を与えますよね。
そのお母さんは
3人の子供が 思春期を迎えた後も
長身に モデル体形を維持し、
常に 自信に満ち溢れ
人々の中心にいて 太陽のように輝き続ける人でした。
ところが 娘さんは、
その母の容姿を 受け継いでいるにもかかわらず
お母さんとは まったく対照的
短い髪を二つに結び 驚くほど 地味な服装で
いつも 下をむいていて
おどおどとした 印象を受けました。
このお母さんは 典型的なスポットライト母でした。
常に 自分にスポットライトが
当たっていなければ 気が済まず
娘にスポットライトが当たりそうに なるたびに
人々の注目を奪い取ってしまう そんな母だったのです。
幼児期の子供は どの子も
自分は何でもできる 自分は何にでもなれるという
万能感に満ちています。
この万能感は 子供が健全に育つために 欠かせないものです。
男の子は 戦隊ものの ヒーローになりきり
女の子は 自分が主人公の物語に 没頭します。
バスタオルを首に巻いて
ソファの上で きめポーズをとる男の子に
母が「カッコイイ!」と 手放しに褒める。
こんな やり取りの中で
子どもの心に 健全な万能感が育ち
自分の存在に誇りをもち
ここぞという時に 力が出せる
自尊心が育ちます。
ところが スポットライト母は
自分に スポットライトが当たらないことが 耐えられません。
だから 子どもを 手放しに褒めることができません。
子どもに 注目が集まりそうになるたびに
巧みに 話題を自分にそらします。
外で 子どもが褒められることがあれば
それが まるで自分のおかげで 手柄かように。
子どものケガが 話題になれば
過去の 自分のひどいケガについて 話し始めたりします。
同性である娘は 母にライバル視されるために
特に 強いダメージを受けます。
一見 自信に満ちているように
見える スポットライト母ですが
実は その自意識は とてももろく
注目を集め 常に褒められ続けていないと
自分の存在が消えてしまうような 危うさの中に生きています。
皆さんはどう思いましたか?
大丈夫です!あなたにもできます!
次回は 真綿で首を締める過保護ママについてです。
(来週お盆休みで その次の週になります。)
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