セルフトークで人生がかわる!
問題を乗り越え、悩みを贈り物にかえる人は、セルフトークの力上手に使っています。緊張した時に「不安だ…」とセルフトークする人は、何も言わない人よりパフォーマンスが10%下がるという実験結果がでています。またひらめきのある創造力が欲しいのなら、「できる!」というより「どうしたらできるかな?」とセルフトークするといいんです。

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歴史を変えたレーガンの一言
私たちの言葉は、口から出たとたん消えてしまいます。
でもたった一つのことばで歴史が変わったそんなこともあったんです。
1980年ロナルドレーガン大統領は第2期選を戦っていました。
でも第1回目のテレビ討論では、まごついてしまう場面があり、73歳というレーガンの年が不安視されていたんです。
同じようなことがバイデン氏とトランプ氏の大統領選でもありましたよね?
レーガン以前の大統領の最高齢62歳、それより11歳年上のレーガンにはとても不利な戦いでした。
でもたった一つの彼の言葉が流れを完全に変えました。
第2回目のテレビ討論の際、再び年齢の問題が話題に上ると、レーガンはこう言い放ったんです。
「私は相手の若さと経験のなさを利用して、勝利するつもりはありません!」
実際には、対立候補だったウォルター・モンテール氏は、副大統領の経験もあって、年齢も決して若くもなかったんです。
だから若いとか経験のないというのは、73歳のレーガンに比べたらということです。
でも自分の年齢がまるで有利なことのように語るこのウイットに富んだ一言で、対立候補まで笑い出し、レーガンの年齢問題は一気に吹き飛んで見事当選したんです。
悩みを贈り物にかえる人は、セルフトークを使っている
言葉には力があります。
私たちが、日々自分に語るセルフトークなら、なおさら私たちの人生に直接影響を与えます。
悩みを贈り物にかえていく人は、自分へのセルフトークの力を上手に使っているんです。
緊張してる時のセルフトーク
ハーバードビジネススクールのアリソン・ウッド・ブルックス教授は、こんな実験をしました。
113人の被験者に、「これから人前で、歌ってもらいます。」と突然告げ、緊張してる時にどんなセルフトークが役立つのかを調べました。
一つ目のグループは無言で緊張にじっと耐えるグループ、
二つ目は不安を口に出すグループ、
3つ目は緊張を力に変えるために「ワクワクしてきた~!」と言うグループでした。
すると無言で緊張に耐えた場合の歌の正確性は69.27%でした。
それに対し、不安を口にした人たちの正確性は52.98%だったんです。
つまり不安を口に出すと10%も結果が悪くなったということです。
そしてワクワクしてきた~!とセルフトークをいった人たちの結果は80.52%、つまり不安を口にしたときに比べて、30%増しの力を発揮できたということです。
また別の実験では、「落ち着いて」と声をかけるよりも、「ワクワクしてきた~」の声掛けの方がいい結果でたそうです。
ちょっと試してみたいですね~
ひらめきを引き出すセルフトーク
イリノイ大学のイブラヒム・セナイ教授と、ドロレス・アルバラシン教授は、こんな実験をしました。
被験者にアナグラムという言葉パズル解いてもらい、そのときに、「I will!私には解ける!」というグループと「Will I?私に解けるだろうか?」と自分に問いかけるグループに分けました。
どちらのグループの成績がよかったと思いますか?
実は「Will I?私にできるだろうか?」と自分に問いかけた人たちの方が「I will!できる!」と言った人たちよりも25%も成績が良かったそうです。
「できる!」というのも十分ポジティブな言葉ですよね。
でも「will I?」問いかけは、「どうやったらできるかな?」と自分に問うセルフトークとなので、ひらめき脳である右半球が活性化して、今まで思いつかなかった方法を思いつくことができたというんです。
嫌だけどやんなくちゃならない時のセルフトーク
またいろんな場面で、本当は嫌だけどやらなくちゃならないということもありますよね?
そんな時「これって私の仕事じゃないし、苦手だし、やりたくない…」そんなセルフトークがでてしまう事もあります。
そんな時は、自分の気持ちを一旦受け入れて、その後に「でも…」と言葉をつなげるといいんです。
例えば「これって私の仕事じゃない!でも学べることもあるかも…」
「こんなの苦手だし、やりたくない!でもやったら成長できるかも。」
こんな風に気持ちを一旦受け入れた後「でも」という言葉をつけてください。
「でも」という言葉は、気持ちや自分の視点をひっくり返す言葉なんです。
どんなことでも嫌々やったら幸福感は下がりますよね?
同じ人が同じ仕事をした時、幸福度が高い状態でやった場合、生産性は31%増し、そして創造性は300%増すそうです。
どうせやるなら幸せな気持ちでやりたいですね!
今日の話皆さんはどう思いましたか?
悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!
毎週金曜日に配信しています!
著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し天国に送った。中学生だった息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退し、ひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、現在は自らの経験を生かして子供の気持ちがわかる小学校の先生になっている。特別養子制度により血のつながらない子を我が子として育てた。
詳しいことは グレイスカウンセリングhttps://kanaumiho.com/
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