リフレーミングで悩み解決!

リフレーミングで悩みを解決する秘訣は、この悩みを解決するには「結局どういう状態になってほしいのか?」と自分に聞いてみることです。そうして「どうすれば、その状態になれるのか」と考えを進めていきます。

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職場で評価が低い

こんな悩みを聞くことがあります。

ある女性は、職場で自分の評価が低いことに悩んでいました。

自分が上司に認められていないように感じてつらかったんです。

そこで彼女は一念発起して、評価を上げるためにすごく仕事をがんることにしました。

しばらくがんばりましたが、がんばった割に結果はあまりでなくて、評価も相変わらずだったんです。

そのことがあって以来、もう一回頑張ろうという気もちにもなかなかなれなかったし、そうかと言って仕事を変える勇気もないという悶々とした日々が続いていたんです。

悩みをリフレーミングする

「自分なりに頑張ったけど、うまくいかなかった…」こういう経験って誰でもありますよね。

こんな時はどうやって悩みを乗り越えればいいんでしょう?皆さんならどうしますか?

「上司が驚くぐらいの成果が出るまで、頑張り続ける!」

確かにそれも一つの方法ですよね。うまくいけば、の話ですが…

でも1回やってみてうまくいかなかった方法を、その後もやり続けたために、八方ふさがりになってしまう。そういうこともありますよね。

実はその女性場合、いろいろなことを整理していくと、会社が求めていたものと、彼女の考えていた結果というのがズレいることがわかりました。

彼女が頑張っていたことは、会社が彼女にやってほしいこととは違っていたんです。

それがわかってもともと自分が得意だったことに集中するようになると、いろんなことがうまくいくようになっていきました。

リフレーミングとは

リフレーミングという言葉を、皆さんはお聞きになったことがありますか?

リフレーミング というのは枠組みを変えて悩みや問題を捉え直すという意味の心理学用語です。

枠組みや前提を変えることで、悩みを解決する方法なんです。

例えばコップの中に水が半分入っているとします。

この時水は満タンに入っているはずという前提で考えれば、「水がもう半分しか入ってない。」と感じます。

でも同じ半分の水でも、コップは空かもしれないという前提であれば「あぁ、まだ半分も残ってた。よかった~」となります。

水の量は同じでも前提がかわると、感じ方もまったく違ってくるということです。

例えば皆さんがこれから大きな手術を受けるとします。

そのとき医師から「この手術の死亡率は10%になります。」と説明を受けるのと

「この手術の成功率は90%です。」と説明を受けるのでは、意味は同じだとしも、印象はだいぶ変わりますよね。

成功率が90%なら、なんだか大丈夫そうな気がするけど、死亡率は10%と言われたら、生きては帰れないかもと心配になります。

リフレーミングの具体例

最初にお話しした女性の場合は、全体を整理して頑張る分野をかえるというリフレーミングをしたことで、長く続いていた悩みが解決しました。

でも同じような状況だとしても全く違うリフレーミングをすることもできるんです。

評価されたいと一言で言っても、なぜ評価されたいのかという前提だけでも色々考えられるからです。

「上司に評価されないことは悪いこと」という前提を自分が持っているために、悩みが大きくなっている場合

「今の上司は、前の上司のように私を認めてはくれないけど、かわりに認めてくれてる仲間がいるからいい。」という風にリフレーミングできれば、悩みはだいぶ軽減されますよね。

評価が欲しいという意味が承認欲求だとわかれば、他の方法で承認欲求が満たすことができるからです。

評価されることの意味が収入が増加だとしたら、収入が増えたらどんなことがしたいのかな、それによって自分のどんな気持ちが満たされるかなと考えてリフレーミングすると、

工夫次第で今の収入のままでも、大丈夫だったということになることもあります。

また 評価が低いために肩身が狭く感じているということが問題であれば、職場の人と過ごす時間を意識して増やすことで、自分の居場所ができたら問題が解決するかもしれません。

こんな風に評価が低いと一言で言っても、リフレーミングの方法も解決方法もいろいろあるんです。

リフレーミングするときの秘訣

悩みや問題をリフレーミングする秘訣は、「結局どういう状態になってほしいのか?」と自分に聞いてみることです。

そうして「どうすれば、その状態になれるのか」と考えていってください。

そうすると今までは思いつかなかった解決方法が思いついたりします。

今日の話皆さんはどう思いましたか?
悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!

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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し天国に送った。中学生だった息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため担任からいじめられたことが原因で高校を中退し、ひきこもりになった息子に寄り添う。やがて息子は大学に入学、現在は自らの経験を生かして子供の気持ちがわかる小学校の先生になっている。特別養子制度により血のつながらない子を我が子として育てた。

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