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皆さんこんにちは!
かなう美保です。
8050問題という言葉を
皆さんは
お聞きになったことがありますか?
引きこもりに苦しむ方が増え長期化することで、
50代の引きこもりの子供を、
80代の親が支えるという状態を言っています。
でも、どうして引きこもりっておこるんでしょう?
どうすれば
引きこもりから抜け出せるんでしょうか?
そこには意外にも、全ての人に共通する、
大切にされたいという思いがありました。
大学4年から、
部屋に引きこもるようになった A さんは、
「人から評価されれば、
自分に自信をもてるようになる」と
子供の頃から考えていたそうです。
そのために勉強をがんばり、よい成績を取り、
学校の委員やボランティアにも励みました。
人に評価されたときは、
自分が大事な存在にだと感じられたからです。
ところが大学入学後、
それまで自分を評価してくれた偏差値がなくなったことで
結局そういう評価は、
何の役にもたたないと感じ
引きこもるようになりました。
そんな時
ちょっとしたことがきっかけがあり、
「自分は、ずっと
親に受け入れられてなかった。」
とAさんは、考えるようになりました。
そしてそれまでは、
親にすら本心を話さなかった A さんでしたが、
自分は子供として十分に愛された気がしない
という不満や愚痴を、
親にも聞いて欲しいと思ったんです。
A さんは、
自分の気持ちを伝えることにしました。
でも、話を聞いたお父さんは、
自分が非難されたと感じ、
頭ごなしにA さんを否定して、
自己弁護しはじめました。
その言葉を聞くうちに、
それまで抑えていたA さんの怒りが爆発し
「俺の話を 黙って聞け!」と
お父さんの胸ぐらを掴んで
何度も何度も叫んだそうです。
その事件をきっかけに両親は
カウンセリングを受けるようになりました。
やがて、お父さんは
A さんの話をじっくり聞いて、
気持ちを
受け止めてくれるようになっていたんです。
「そうだったのか。」
「よくわかったよ。」
というお父さんのことばを聞くことができた、
A さんの目には涙が溢れたと言います。
ある時お父さんがぽつりと言いました。
「息子をわかってあげられなくて、
もし、息子に殺されるならそれは本望だ。」
その言葉を聞いたA さんは、
初めてありのままの自分が
愛されたと感じ、
自分は大切な存在だと
思えるようになったそうです。
お父さん自身も真面目で責任感の強い、努力の人でした
お父さん自身が、「がんばって評価されなくては。」
という価値観で生きてきたからこそ、
無意識にその価値観を
Aさんに押し付け
A さんの気持ちに
気づけなかったんです。
A さんは、こう言います。
「私の引きこもりは、
家族全員が抱えていた
評価される存在にならなければ
受け入れてもらえない。」
という価値観に切り込み、
家族の人生を揺るがしました。
でもこのことを通して、
はじめて繕わないお互いを
受け止められるようになり、
本当の意味で信頼し合える
家族らしい家族に
なれたと思います。
皆さんはどう感じましたか?
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