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332幸せになれるギバー・利用されて終わるギバー
皆さんこんにちは!かなう美保です。
前回は私たちの周りには、
「この人は自分に何をしてくれるか」と考える19%のテイカーと、
「自分は何をしてあげられるか」と考える25パーセントのギバー、
そして もらうものとあげるもののバランスを取ろうとする
56%のマッチャーがいると話しました。
半数の人はマッチャ―なんですね~
そうは言っても 同じ一人の人が、
職場では、マッチャーとして 働く時間と
もらうお給料の バランスを取ろうとするけれど
親しい友達に対しては、見返りを気にしないで
気前よく与えるギバーということもあります。
同じ人が、場所に応じて いくつかの顔を持っているというのも
ごく普通のことです。
それでも、その人の中心になるタイプがあります。
また自分で意識すれば、願う違うタイプに変わることもできます。
さあ今日は ギバーとテイカー マッチャーの中で
幸せに一番近いのは どのタイプか お話したいと思います。
有名なTEDトークでも講演している 精神科医アダムグラントが
働く人の管理職への昇進率を調べたところ
テイカーはその83%、マッチャーでも82%が
管理職に昇進していたのに比べて
ギバーだけは わずか65%しか昇進していなかったというのです。
また ギバーの平均収入は、
テイカーに比べて なんと14%も低かったというのです。
この数値だけ見ると、
周りの人を大切にするギバーよりも、
自己中心で 人から奪うことばかりを考えているテイカーの方が、
幸せや成功に近い ということになります。
ところが さらに詳しく調べていくと、
ギバーについて 面白いことがわかってきました。
実はギバーだけは、2種類の人がいて、
片方のタイプは
全体の収入のトップを占める 幸せな成功ギバー。
もう片方のタイプは
全体の収入の最下位を占め
人から利用されて終わるギバーだった というのです。
テイカーの成功は、
一般的に 上がるのも早いけれど、
すぐに下降する 一時的なものというのが特徴です。
それに比べて、成功するギバーは、
その成功がずっと長く続くだけではなく
テイカーよりも 大きい成功だったというのです。
実感的にも そうかもしれないですね。
テイカーの成功は、人を利用するしていかに
自分の取り分を増やすか ということでなりたっていますが
ギバーは 人を助けて
みんなの利益を押し上げて行こうとするからです。
テイカーは、やり口が知られるようになると
人々の恨みを買い やがて引きずりおろされてしまいます。
だから成功が長く続かないのです。
でも 人を助けるギバーに対しては
応援したいと考えるのは、自然なことですよね。
でも 幸せな成功ギバーと
利用されて終わるギバーの違いは 何なのでしょうか?
最も大きな違い
それは、成功ギバーは自分を 大切にしているのに対し、
利用されて終わるギバーは
自分をないがしろにしている ということでした。
幸せな成功ギバーたちは、惜しみなく人に与えるだけではなくて
自分自身のことも 大切にします。
だから与えるときも 欲しがる人に
むやみに与えるのではなくて
いつ どこで 誰に与えればよいかを
きちんと考えて 行動します。
必要なら断る勇気もあります。
利用されて終わるギバーは、
相手に合わせ 自分のことを顧みないで
限度を超えて与えてしまいます。
また 自分のことを横に置いたり 大切にしていないのに、
人には与えてしまうことが多いようです。
これは 夫婦関係でも同じかもしれません。
「このぐらいやってあげたのだから、
きっとわかってくれるはず。」と考えて、
自分が疲れ果て、燃え尽きるまで与えてしまい、
最後に 恨みが残るギバー妻と
自分を大切にしながら、いつ何を どうやって
与えればいいか 賢く考えられるギバー妻。
あなたはいったいどちらでしょう?
大丈夫です!あなたも幸せなギバー妻になれます!あなたにもできます。
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