こちらから声のメッセージをお聴きいただけます。

皆さんこんにちは、かなう美保です。

日本人は勤勉で、頑張る国民です。その頑張りのおかげで、日本はこんなに豊かな国になりました。でも頑張り続ける人生は疲れることもありますよね。

引きこもりの人や不登校の方はどうして家にいるのでしょう。なぜ頑張って外に出ようとしないんでしょう?考えが甘いからでしょうか。現実から逃げて家でのんびりしたいからでしょうか。

実は引きこもりや不登校の人は、全然のんびりしていません。

「今日はちょっと、面倒だからさぼろう。」
こんなふうに考える人が、本格的な引きこもりや不登校になることはありません。

もし本当に家でのんびりできたら身心ともに回復して、そんなに閉じこもっていられるものではありません。

引きこもりや不登校が長期化するのは、家にいる時でも、思い通りでない自分を責めて心も体も全然休めないからです。そうなるきっかけは人それぞれですが、引きこもりや不登校が長期化するのは、その人たちが頑張りすぎのためなんです。

「もっと勉強して、もっと働いて、もっと上を目指して、もっと頑張る」こんな風に自分に高いハードルを課し続け、学校や職場が緊張と我慢の場になって力尽きた状態、それが引きこもりや不登校です。

精神科医の高橋和巳さんは「どのぐらい頑張り続けるかを、私たちは子供の頃両親から教えられ、一生その頑張り方を続けていく。」と言いました。

引きこもりの子のお母さん達はいつも
「本当に信じられない。うちの子はずっといい子だったのに。」といいます。

引きこもりや不登校になる人が、もともと反抗的だったということはほとんどなく、多くの場合むしろ、おとなしいタイプ、とても従順で優しい人が多いんです。

「こういう子でいてほしい。」という親の期待を幼い時から敏感に読み取って、その期待に応え、喜ばせようと自分の限界を超えるまで頑張り、力尽きた結果です。

そのお母さんたちも家事も育児も手を抜かない、真面目な頑張り屋さんが多いようです。
「こうあるべき!」「こう生きるべき!」という親の義務感はさらに強化されて、子供に伝わりその人生を追い立てます。

もしあなたや家族、周りの人にこういう問題が起こったらどうしたらいいんでしょう?

一番いいのは、お父さんやお母さんが、頑張る生き方を緩めて、ちょっといい加減になることです。
親が自分の頑張りを緩めれば、子供も安心して頑張らない自分を許せるようになります。

問題が起きるのはうれしいことではないですが、でもその問題を通して、家族全員の生き方が変わることがよくあります。

「頑張り続けなくてはいけない!」という、
いつも何かに追われる生き方から、緊張感が解けて、穏やかなゆるい空気が 家の中のに流れだすと、家族全員が生きることが楽になり、親子や夫婦の関係も変わります。

皆さんはどう思いますか?

引きこもりも不登校も、どんな悩みもそれはあなたや家族がもっと幸せになるための神様からの贈り物です!
大丈夫!あなたにもできます。

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