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こんにちは!グレイスカウンセリング心理カウンセラーのかなう美保です。

ただでさえコロナ禍で大変な中、さらに大雨で各地に大きな被害が出ています。

家に久しぶりに帰ってくる娘さんを心待ちにして逃げ遅れたご夫婦。
住む家も仕事も両方いっぺんに失った方々。

本当に心が痛みます。
もし皆さんの身近な人にこんな大変なことが降りかかったら、どんな風に励ませばいいんでしょう?皆さんならどうするでしますか?

「言葉がでず何もなかったかのように振る舞うしかなかった。」
「一応声をかけたけどなんとなく空回りした。」
こんな経験誰でもありますよね。

今日は悩んでいる大切な人を励ます秘訣をお話ししたいと思います。


秘訣の一つ目は寄り添うこと

悩みや苦しみの乗り越え方は人それぞれ違います。
話して元気になる人もいれば、話さない方がいい人もいます。

一般的に女性は話し、男性は何かに没頭し一時的に忘れることで乗り越えるようです。

私が娘を亡くしたばかりの頃ある友人が言いました。
「こういう事があると離婚する人が多いから気を付けて」

私はとても驚きました。「こんな時こそ助け合うのが夫婦」と考えていたからです。
でも時間とともに悲しみ方も人それぞれなのだとわかりました。

お互いの悩みや悲しみがとても深くて、余裕がない時に「わかってくれない」と非難したら本当に関係は壊れてしいます。そんな時は少し距離のある、心に余裕がある人が寄り添ってあげるほうがいいんです。

二つ目は相手の力を信じること。


辛い話を聞き続けるのは楽じゃないですよね。時にはどこまでも沈んでいくだけの話に、自分も一緒に窒息しそうになることがあるかもしれません。

でも相手に前向きなエネルギーがない状態で「気持ちを切り替えた方がいい」とか、「こんな方法がある」とアドバイスすればだいたい逆効果になります。

黙って話を聞くことは、心のゴミ箱になることです。

いろんな重さに耐えられず沈んでいく相手に寄り添って一緒に沈んであげることです。

あなたの心が相手の語るゴミで重くなった分、相手の心は軽くなります。軽くなった心にエネルギーが入れば、その人は必ず復活して立ち上がると信じて寄り添うんです。

もしどこまでも沈みながら落ちていく自分の心に寄り添ってくれて、その上で自分を信じてくれる人がいたら、誰でも元気を取り戻せるのではないでしょうか。

皆さんはどう思いますか?

もし今あなたに大きな悩みがあって、自分がどこまでも沈んで行くよう感じたとしても、大丈夫。あなたの中には力があります。

沈んだ深さの分だけあなたの人生は深みを増します。そしてそんなあなたを必要としている人はたくさんいるんです。

悩みはあなたや大切な人がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫、あなたにもできます!

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