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自分に自信がもてない

こんにちは!グレイスカウンセリング心理カウンセラーのかなう美保です。

チャレンジさえできれば、きっと道が開けるのに、でも自分に自信がもてない。

そんな自分を誰かに励まして勇気づけて欲しいと思っているのに、
いざ励まされると「でも…」「どうせ…」「やっぱり…」とネガティブな言葉が口から出てしまう。

これではいけないと思うし、前向きにならなくてはと思うのに、自信がなくて、つい弱気になってしまう。
こういう事って皆さんや身近な人にもあるかもしれません。


自分の不安や自信のなさを言葉にする人は、励ましてほしい、誰かに引き上げてほしいと思っています。
「大丈夫だから!」と安心させて欲しいんです。

でも、いざ励まされるとなんだか居心地が悪くて、できない理由を並べ、相手を疲れさせてしまうことが多いようです。どうしてでしょう?

それは本当に励ましてほしいのは、その人ではなくてお母さんだからです。

自信がもてない本当の理由

なくてはならない存在、自分は誰かに必要とされているという状態ほど、私たちが充実感を覚えることはありません。

子供にとってお母さんというのはなくてはならない存在ですよね。だから手のかかる小さい子供がいる時、お母さんはとても充実しています。

小さな子供が、お母さんの存在を支えているとも言えるんです。

でも子供は大きくなれば、親からどんどん離れていきます。子育てのゴールは子供を一人前にして親から自立をさせることです。

おなかの中では一心同体だった子供も、どんどん親を必要としなくなり、最後には親から離れ、自分の世界へと巣立っていきます。

でも空の巣症候群という言葉が示すように、これはお母さんにとっては、自分の心の支えを失うようなものなんです。

母親にはこの虚しさや、寂しさや不安感と向き合って、子供を手放していく強さが必要です。

でももともと不安感の強いお母さんの場合、自分がいつまでも子供に必要とされる存在でいようとしてしまうことがあります。もちろん無意識です。

だから不安感の強いお母さんは、過保護になり、重い母になってしまうんです。子供をペースを待つことができず、子供が助けを求める前から世話を焼くため、子供の自信は育だつが時間がないんです。

そして子供が少し大きくなると今度は「こんなこともできないの!」と子供は言われます。

できるように待ってもらえなかったのだから、チャレンジさせてくれなかったのだからできないことは当然なのに、そんな風に親に言われるとやさしい子ほど「自分はやっぱりダメなんだ。」「どうせやっても自分には無理。」とさらに自信を失っていくんです。

だから生きづらい

愛情深く細々と子供の世話を焼くことは、普通母親の鏡のように評価されます。子供たちはみんなお母さんが大好きだから、困った時に、かゆいところに手が届くように助けてくれる母親を悪く思うことはできません。

だから自信がもてないのは、全部自分のせいだと考えます。そのせいで解決の糸口が見つからず、堂々巡りになって、生きづらさが増してしまうんです。

愛情というのは、本当は相手が欲しい物を与えることですよね?

今食べたばかりでお腹がいっぱいの人に、あなたのためにご馳走を作ったからと食べることを強要するなら、それはいったい誰のためにつくったご馳走でしょう?

特に女の子に比べて男の子たちは、「あなたならできるよ!」と母親に信じてもらえる時に気力を得ます。そして自分の力でやり遂げていくことで自信をつけるんです。


すでに皆さんもお分かりの通り、「あなたのためだから」という一見愛情に見える優しさは、お母さん自身の不安を隠すためという事も多く、子供が成長する活力や自信を奪います。

子供も無意識の中ではそのことをわかっています。

だから自立できるように育ててくれなかったこと、自信をつけさせてくれなかったことに心の奥底では怒っているんです。「ちゃんと育ててくれなかったから、自分はこんな風になったんだ!」とうまく生きられない自分の様子を通し子育ての失敗を見せつけ、ダメ親の烙印を押すことで仕返しをしているという面もあるんです。

もし、自分はこういう状態かもしれないと思ったらどうすればいいんでしょう?

無意識を意識化できれば、アダルトチルドレン、不登校、ひきこもりなど様々な生きづらさも解決に向かう

今日お話ししたことはすべて無意識の中で起こっていることでしたよね。だからまず無意識を、意識化していくことがカギになります。

お母さんが無意識の不安に気づき、実は自分が引きこもりや不登校など問題を抱える子供に支えられていたことがわかれば、子供はとても楽になり流れは一気に変わります。

子供の立場の人も自分の中の怒りや悲しみに気づいたうえで、「母親も自分と同じ不完全な一人の人間」とい視点をもつことができると人生は一気に動き出します。

今日の話皆さんはどう思いましたか?

自信がもてなくて前に勧めない!そんな生きづらさにもちゃんと突破口があります。
悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!

毎週金曜日に配信します!(来週は祭日なのでお休みです。次回は7月30日!)
 著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  
12歳までの記憶を失う体験をする。生まれつき重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。中学生の息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害のため先生からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たしている。 

詳しいことは http://kanaumiho.com/
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