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あっという間に楽器が上手になった方法

こんにちは!グレイスカウンセリング心理カウンセラーのかなう美保です。


皆さんは学生時代、部活動に参加していましたか?

私は吹奏楽が大好きな部活少女でした。あまりに好きだったので、吹奏楽のために毎日往復3、4時間もかけて高校まで通いました。


ある時とても不思議なことに気づきました。

吹奏楽部には、楽器が初心者という人もたくさんきていました。生まれて初めて吹奏楽器に触れるだのから、最初は音もでません。

ところが上手な人達と一緒に練習していると、あっという間にどの生徒もみんな。経験者と同じぐらいのレベルに、上手になってしまうんです。不思議じゃないですか?

だから生徒は3年ごとに総入れ替えするのに、学校全体のレベルはだんだん上がることができるんですよね。

でもどうしてそんなに早く上手になれるんでしょう?

うやらイメージ力を使っていたことが、秘訣だったようです。

天才棋士の記憶力


天才棋士・藤井聡太さんが、史上最年少で3冠を達成したというニュースがありました。

棋士の方は、試合の間ばかりではなく、後でも相手や自分の全ての手を覚えているといいます。すごい記憶力ですよね!

3千マス覚える驚異の記憶力

一方チェスの世界でも、目隠しチェスというものがあるそうです。

目隠しチェスというのは、チェスの盤を一度も見ることなく、相手の手を耳で聞くだけで試合を進めます。

つまり64もあるチェスのマスで、自分と相手がどの駒をどう動かしたか、全部覚えてなくてはいけないということです。トランプの神経衰弱どころじゃないですね。

これだけ聞いても、その記憶力に頭がクラクラしますが、

グランドマスターと呼ばれるチェスのタイトルをもった人たちは、目隠しチェスの状態でいくつもの試合を同時に進行できるそうです。

2011年ドイツのマルク・ラング氏は、目隠しチェスで一度に46人と同時対戦し勝利したという記録をもっています。

46人を相手に64マスというと、全部で3千近いマスを記憶する事になります。

一手ごとに、刻々と変わるかわる3千のマスを全部覚えるなんて、本当に人間にできることなんでしょうか?どうしたらそれが可能になるんでしょう?

人間離れした記憶力はイメージの力だった!

アメリカのハーバート・サイモンとスティーブ・ファールーンは、チェスのエキスパートたちが、どうやって駒を覚えるのかについて調べたそうです。

達人たちは駒の位置をひとつずつ覚えているのか、それともパターンを覚え、イメージ力を使っているのかを調べたんです

すると、とても興味深い結果が出ました。

グランドマスターたちに、試合中のチェスの盤を見せると、ほんの数秒見るだけで、ほとんどの駒の位置を記憶することができました。

ところが試合とは全然関係のないでたらめに駒を配置して、それを見せると、グランドマスターたちが記憶できたのはほんの2つ、3つだけ、つまりほとんど覚えられなくなってしまったんです。

面白いですよね!

チェスの達人は、イメージ力をこうやって鍛えている!

チェスの腕を磨くためには過去の棋譜、つまり過去の対戦パターンをチェス盤上で、実際に再現するそうです。

そして、一目見るだけでくっきりとそのイメージができるまで、何度も繰り返し練習するといいます。

その人のチェスの腕は、たくさん大戦をすること以上に、棋譜のイメージをどこまでできるかで、測れるといわれているんです。

何にでも応用できるイメージ力!

ゲーリー・マクファーソンとジェームズ・レンウィックもこんな実験をしました。

楽器がうまくなりたいという子供たちを集めて、その練習方法を観察しました。

すると同じ時間、同じように、どの子も一生懸命練習したのに、上手になる子とそうでない子がわかれたんです。
いったい何が違いをつくったんでしょう?

実は上手になった子たちは、頭の中に曲のイメージを、はっきりもっていたことがわかりました。
「こんな風に弾きたい!」という自分のイメージに近づけるための練習をしていたんです。

それに対してあまり上手にならなかった子は、とくになにもイメージせずに、でも一生懸命練習していました。

心理学者のアンダース・エリクソンは
「今まで才能だと考えられていたものの多くは、実はイメージ力を使っているかどうかの違いだった。」言っています。

イメージの力で悩みも解決する!

これって私たちの悩みや問題に共通しています。

私たちは普段からいろんなイメージをしながら生活しています。

今悩みや問題があっても、自分の人生がこれからよくなるとイメージできる人は、だんだん良い方向へ向かっていくようです。

反対に「悪くなる」とイメージしてたら、その通りになってしまうかもしれません。

問題がいっぱいある時「良いイメージをもちなさい。」と言われても難しく感じるかもしれません。

でもチェスの達人たちも、いいイメージをもてるようになるまで何度も練習を繰り返したように、いいイメージも、練習をすれば、誰でもだんだんできるようになります!

今日の話皆さんはどう思いましたか?

悩みはあなたと家族がもっと幸せに贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!

毎週金曜日に配信します!
著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  
12歳までの記憶を失う体験をする。生まれつき重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。中学生の息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害が理由で先生からいじめられ不登校から引きこもりになった息子の話を聞き寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たしている。

詳しいことは http://kanaumiho.com/
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