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人生の格

こんにちは!グレイスカウンセリング心理カウンセラーのかなう美保です。

皆さんは、早稲田大学名誉教授で社会学者の加藤諦三さんをご存知でしょうか?

長年に渡って、100冊以上の本を執筆されているので、ファンという方もたくさんいらっしゃるかもしれません。

その加藤教授が、先日NHK の SWITCH インタビューという番組で、こんなエピソードをお話しされました。


ハーバード大学客員研究員をされていた頃、加藤さんは、人間が生きるために一番必要な人生の格に当たるものはなんだろうと考えたそうです。

そして、きっと極限の状態で生活している人たちなら、人生の大切なことについて深く考えているに違いない、

そう考えた加藤さんは、武装強盗犯ばかりを収容している悪名高いコンコルド刑務所で調査をすることを決めたそうです。

「でももし囚人たちのインタビューを、刑務所の職員の人に頼むなら、囚人も人間だから、刑務官が喜ぶ模範解答ばかりが返ってくるだろう。」

それでは本当のことはわからない。」と考えた加藤さんは、自分自身が刑務所に入って、囚人たちに直接インタビューをすることにしたというんです。

命がけのインタビュー

そしてコンコルド刑務所に要請したところ、インタビュー二つの条件を出されたそうです。

一つ目は、コンコルド刑務所内の親分格の囚人に、加藤さんが自分でインタビュー協力のお願いして、もしその親分の信頼を得、許可されたならら、可能になるという事。

もう一つの条件は、インタビュー中、もし加藤さんが人質に取られた場合、たとえ囚人の解放を要求されても、それには絶対に応じない。

そして囚人と一緒に加藤さん自身が射殺されるこたとになったとしても、絶対に苦情を申し立てないと誓約することだったそうです。

まさに、文字通り命がけインタビューですね!

凶悪犯たちが最も恐れること

晴れて許可が出て凶悪犯と直接会い、仕切りも何もない、守ってくれる人も誰もいない二人きりの部屋でインタビューができた時には、正直怖くて生きた心地がしなかったといいます。

想像できますね!

そこまでした得たインタビューの中で一番興味深かったのは「あなたが最も恐れていることはなんですか?」という質問への答えだったそうです。

凶悪犯として刑務所に収容されている囚人たちが一番恐れてることって、なんなんでしょう?出所後に敵に報復されることでしょうか?

実は、彼らが最も恐れているものは、「意味のない人生」だったんです。

誰でも意味のない人生を恐れている

意味のない人生…

皆さんは、朝目が覚めて自分は、この世の中にいてもいなくてもいい存在で、自分が生きているか死んでいるかすら誰も気にしない。そんな風に感じたことってありませんか?

その感覚というのは、真っ暗なブラックホールに吸い込まれて自分の存在がなくなってしまうような、また底なしの奈落の底にどこまでもどこまでも落ちていくような恐ろしい感覚です。

その感覚は、死を恐れる感覚と似ているかもしれません。

だから私たちは、意味のない人生に自分の人生がなることがないよう、仕事を頑張り、勉強を頑張り、人間関係を頑張って自分が生きている意味をなんとか証明しようとするんです。

でも思い通りに行かないことも、たくさんありますよね。

そんな時ちゃんとできていない自分、思い通りにできない自分の人生には意味がない、価値がないと考えれば、心は消耗して、身動きが取れなくなるのは当然なんです。

その結果、引きこもりや不登校、うつや不安症、依存症になったりするんです。

意味のない人生というのは、自分が生きてるだけでは価値がないという考えです。

もともと価値がない人生に、価値を創らなくてはと考え続ければ、遅かれ早かれ誰だって疲れます

一生生産的に、自分の人生の意味を創り続けられる人なんているんでしょうか。

生きてるだけで、花丸!

以前多重人格のハルさんという人が、「なぜ辛い中、今まで生きてこられたのですか?」という問いに対して、「生きてるだけで、花丸だよ!と言い続けてもらったから。」と語っていました。

そうですよね!
生きてるだけで、みんな花丸!

もちろん今聴いてくださっている皆さんも、生きてるだけで花丸です!

意味のない人生なんて、もともとないんです。なぜならあなたの命には、もともと価値があるからです。

自分には、もともと価値がある。自分の人生は生きてるだけで花丸なんだと、心の底で受け取れるようになると、悩みは解決します。
今日の話皆さんはどう思いましたか?
悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!

毎週金曜日に配信します!
著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  
12歳までの記憶を失う体験をする。生まれつき重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。中学生の息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害が理由で先生からいじめられ不登校から引きこもりになった息子の話を聞き寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たしている。詳しいことは http://kanaumiho.com/
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