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夏休みと宿題とタイプ

皆さんは小学生の頃、夏休みの宿題はどんな風にやる子供でしたか?

計画的にコツコツとやるタイプだったでしょうか?
それとも最後の3日で、もしくは1日でギリギリにやるタイプだったでしょうか?

というのも子供の頃のこの特徴は、大人になってからも基本的には変わることはないんです。

ADHDに多いギリギリタイプ

私には娘と息子がいますが、同じように育ててたはずなのに、二人は全く正反対の性格です。

娘は誰が教えたわけでもないのに、小学校の夏休みの宿題を、最初の三日間で終わらせる子供でした。

先生が宿題を出すや否や、娘は猛然と宿題に取り掛かり、とにかく全部終わらせてしまうんです。

まだ行ってもいない花火大会の絵日記まで先に書いてしまう始末でした。

そして残りの夏休みをゆったりと楽しく過ごしていました。

それに対してADHD の息子は、夏休みの間中まったく宿題に手を付けず、毎日遊びほうけて、最後の最後に慌ててやるタイプでした。

そんな二人の特徴は大きくなった後もあまり変わりません。

特に息子は、やるべきことがあるたび、完璧な計画は立てるのですが、計画を立てることですっかり終わった気分になり、結局始めるのはいつもギリギリという状態でした。

そのうちに息子は「きちんとできない自分はダメな存在だ。」と劣等感をもつようになっていきました。

そこで私はある時こんな話をしました。

「余裕をもって終わるという理想的な計画を立てるのは、もうやめたほうがいいんじゃない?」

「結局やらなくて嫌な気分になるだけだから。」

「それよりも、ここで始めないともう絶対間に合わないっていう日にだけ印をつけておいて、その日に始めれば、結局終わらせるでしょ?」

と言ったんです。

理想と違う自分を責めれば自己肯定感は下がる

「こうあるべき」という理想の姿を掲げて、そうではない自分を責めていれば、自己肯定感はどうしても下がりますよね。

それよりもいっそ自分はそういうタイプと認めて、自分に合ったやり方を捜した方がいいんです。

一気にやっても、計画的にやっても、終わればいいんですから。

ひっくり返せば短所は長所!

ギリギリまで始めないというのは、一般的に短所のように考えられていますが、裏を返せば、短期間で終わらせることができる集中力や体力、自分への信頼があるという長所の現れでもあります。

「こうあるべき!」という理想通りでない自分をチクチクと責めながら、

違う自分になろうとエネルギーを注ぐことは、白鳥の子がアヒルに憧れて、アヒルの子になろうと懸命に努力するようなものです。

いつも全てのことをギリギリにやってきた息子は、今では全く初めてのことでも、いったいいつ始めれ終わるか、という見積もりを立てることがとても上手になりました。

ソフトバンクグループの創業者であられる孫さんも、「いつもギリギリのところを歩いてきたから、私はギリギリを歩くのが得意になった。」とおっしゃっていました。

ギリギリに耐えられる精神力や器がなければ、きっとあんなに大きなビジネスをすることはできないのでしょうね。

悩みは神様からの贈り物!

「こんなものなんか要らない!」と思っていた自分の欠点が、人生の宝になることってあります!

ありのままの自分を受け入れて、そのまま自分を好きになれると、自己肯定感は自然と高くなります!
今日の話皆さんはどう思いましたか?
悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!

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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  
12歳までの記憶を失う体験をする。生まれつき重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。中学生の息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害が理由で先生からいじめられ不登校から引きこもりになった息子の話を聞き寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たした。
詳しいことは http://kanaumiho.com/
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