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生きづらさの原因

アダルトチルドレンなど、自己肯定感がもてず、生きづらさを抱えている方は、「自分のせいでこうなった。」という罪責感を覚えていることが多いようです。

特に子供時代
「自分は親の期待にちゃんと応えられなかった。」
「親の要求を満たせなかった。」
「親を幸せにしてない。」
と感じることが多かったり、

絶対的な存在の親から「お前が悪い。」と言われてきた場合、一見親に腹を立てているようです、「問題は自分にある」と常に感じてしまう罪責感を払しょくすることは簡単ではありません。

でももし、その罪責感がなくすことができれば、人生が激的に変化します。

大人になってからもその人が感じるような罪責感は、ほとんど親の幼稚さが原因です。

もし親の厳しさが本物の愛情なら、心に痛みが長く残ることはありません。

愛情深い親が、一生心に残る傷を子供につけるはずがないんです。

でも親が未熟なために、自分勝手だった子供をきちんと愛せなかったという事実が、
「自分は愛されなかった=自分は愛される価値がない人間」という思い込みをつくってしまうことが良くあります。

子供はどんな親でも、自分の親が大好きだからです。

でも自分を価値ない人間と感じながら生きることは辛すぎるので、むしろ「自分のせいで愛されなかったんだ。」と考えることを多くの人が選ぶんです。

でもその結果本来自分のものではない罪責感を抱えながら生き続けることになり、それが人生に苦しみをつくります。

ナラティブアプローチとは

皆さんは ナラティブアプローチについてお聴きなったことがありますか?

ナラティブアプローチは、90年代に臨床心理の領域からはじまり、今ではソーシャルワークや会社の人間関係などでも、用いられている療法です。

ナラティブ(nararative)という言葉は、耳なじみがないかもしれません。ナレーション(narration)やナレーター(narrator)といった言葉の仲間で、物語を語るという意味です。

つまり自分の人生を語ることが、ナラティブアプローチです

ナラティブアプローチの特徴の一つは、悩みや、引きこもり、うつ、不安など様々な症状で苦しむ人を病気と捉えるのではなく、人生が搾取されて、支配されてきた結果起こっている苦しみと捉えるところです。

病気だと考えればその原因をつくった人の存在が消えてしまって、苦しんでいる本人に責任や原因が帰せられることになってしまうからです。

ナラティブアプローチは、5つのステップを踏んで進みます。

1、ドミナントストーリーを語る

第1ステップはドミナントストーリーを語るです。

悩み人から語られるストーリーを聴いて、カウンセラーは、その人がどんなところで自分を責めているのかなど、苦しみや罪責感の原因になっていることを見つけていきます。

2、問題の外在化

2つ目が問題の外在化です。

悩んでいる人は、問題が内在化していて、自分存在と問題が一体化してしまっていることが良くあります。

問題を外在化できると、自分と問題の間に距離ができるので、それだけでだいぶ心が軽くなって、問題を客観的に見られるようになります。

外在化というのは、つまり問題のあったとしても、自分をダメな自分と考えないという事です。

3、質問

3つ目は質問です。

カウンセラーが様々な質問を重ねることでどんな人やどんな出来事が、悩みや苦しみに関係しているのかを深めていきます。

4、例外的な結果(今までとは違う結論を導く質問)

4つ目は 例外的な結果です。

これまでマイナスにしか考えられなかった出来事や問題に、新しい視点をもたらしていくステップです。

5、 オルタナティブストーリー

そして、5つ目が オルタナティブストーリーです。オルタナティブというのは「 代わりの」という意味です。

自分を縛ってきたドミナントストーリーに代わる、 新しいストーリーを一緒につくっていきます。

出来事の解釈や意味づけが変わり「自分のせいではなかった。」「親は未熟で自分を愛せなかったかもしれないけれど、でも自分には愛される価値がある」という風に新しいストーリーが変わっていきます。

新しい人生を生きる!

私たちは人生で起こったでき事に、様々な意味付けをしてそれを自分に結びつけています。

事実は変わらなくても、それをどう捉えるかで人生は全く違うもになり、新しい人生を生きることができるようになっていきます。
今日の話皆さんはどう思いましたか?
悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!

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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  
12歳までの記憶を失う体験をする。生まれつき重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。中学生の息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害が理由で先生からいじめられ不登校から引きこもりになった息子の話を聞き寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たした。
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