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皆さんこんにちは！心理カウンセラーのかなう美保です。
皆さんはコロナの3つの顔という漫画をご存じですか？日本赤十字社が紹介していて、コロナには3つのものを感染させる顔があるというのです。
コロナの一つ目の顔、それは病気そのものです。二つ目の顔はコロナの影響で私たちが感じる不安感や恐れです。そうですね。コロナの影響でパニックショッピングなどが何度か起こりました。
三つめは私たちの不安が刺激された結果起こってくる差別や偏見です。最前線で戦っている医療者の方の子供たちが差別を受けていると聞いてやり切れない思いになりました。
どうやらコロナは病気だけの問題ではなく、普段隠れている人間の内面すらもあらわにしてしまうようです。
問題が起こってくると普段は心の底に静かに沈殿している、自分でも気づかなかったいろいろな恐れや弱さがかき混ぜられることで、表に出てきます。
「思ったよりも自分がストレスに弱い」とか「すぐに心配になってしまう」「イライラすると一番大切な家族に八つ当たりしてしまう」そんな自分に気付いた方もいらっしゃるかもしれません。
でもこれは悪いことばかりではないんです。
もともとある不安や恐れに気付けるときは、環境や状況に左右されない自信をつくることができるチャンスだからです。
つまりコロナを通して、私たちは揺るがない自信をつくることができるということです。
不安な時に私たちは、それを周りや状況のせいにしたくなります。自分を見て落ち込みたくないからです。
でもそういうときこそ 本当に落ち込まない自分になれるチャンスなんです。
どうすれば落ち込まない自分になることができるんでしょう？それは、もうこれ以上落ちられないところで現実の自分を潔く受け入れてしまうということです。
落ち込むのは「こんな自分のはずがない。」と考えていることが原因です。
ありのままの自分を受け入れるのが難しいのは、「こんな自分だったらきっと誰も受け入れてくれない。」と考えるからです。
でも本当は自分を否定して、受け入れようとしないのは実は、ほかでもない自分自身なんです。
より良い自分になろうとするのが問題なのではではありません。本当の自分を無視してる、受け入れてあげないことが問題で、だから不安が増すんです。
弱さや不安感があっても「これが自分。この自分でいい。」と受け入れると生きることがとても楽になります。
背伸びしてより良い自分を演じて疲れる必要もなくなるし、「こんな自分のはずじゃなかった」と落ち込むこともなくなるからです。
今の時期、少しでも咳が出れば死んでしまうのではないかと心配したり、経済的な不安を感じたり、些細なことでイライラしたりするかもしれません。
行動の制限があったり、健康や経済の心配なども多い時です。
でも、こういう時期だからこそ、何があっても振り回されない強い自信をつくることができるんです。
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