「悩みは神様からの贈り物!」は毎週金曜日 配信しています!
こんにちは!グレイスカウンセリング心理カウンセラーのかなう美保です。
コロナと同時進行で記録的な豪雨による被害が各地で起こっています。次々と様々なことが起こる中で皆さんはどのようにお過ごしですか?
これからさらに来ると言われるコロナ禍に備えるためにも
人生で逆境に襲われた時、それに負けない自分になるためにはどうしたいいかを今日は考えてみたいと思います。
長年がん治療の第一線で活躍してきたアメリカ人医師カールサイモントン博士は、同じ癌治療を施しても人によって全く効果が異なることに疑問を感じていました。
そこで余命の宣告を受けた150名の人を追跡調査することにしました。
するとあるグループの生存期間が平均2倍、しかもそのうち14名は癌が完全に消滅していたということが分かったのです。
そのグループの人たちはどんな人たちだったんでしょう?その人たちは余命を宣告という逆境をどうやって乗り越えたんでしょう?
その人たちにはある共通点がありました。
その一つは、「自分は絶対にこれを乗り越える」という信念があったことです。
「絶対よくなると信じることができれば気持ちは前向きになり、治療にも積極的に参加する気力が生まれます。逆に「もうだめ。」という絶望感に打ちのめされると治療の効果も一気に落ちるというのです。
でもそれがわかっていても希望がもてないこともありますよね。そんな時はどうすればいいんでしょう?
そういう時は視点を変えるということがカギになります。
ある患者さんは生存率30%と告知されたことに絶望し、無気力になってしまったそうです。
ところがある時30%というのは100万人のうち30万人が助かっていると、自分の視点を変えることができたとたん、「大丈夫!」という希望が湧いてきたと言うのです。
確かにそうかですよね。
同じ現実でも見る視点が変われば、どんな状況の中でも私たちは必ず希望を見いだすことができます。
もう一つは執着しない心です。
「何が何でもよくなってやる!」という強すぎる執着はむしろ逆効果になるというんです。
わかる気もしますが、でもいったいなにが信念で、どこから先が執着なんでしょう?
信念と執着しない事。ある意味全く正反対の心を同時に保つって難しくないですか?
それに対して博士は「いつでも死ねる」という気持ちを心の隅にもつことが執着しないことだというんです。
そうかもしれません。人間はみんないつか死にます。
いつでも死ねるという意味は、いつ死んでも悔いがないという意味、つまりとりあえず目の前にある今日できることをやって、精一杯生きるということではないでしょうか。
逆境が降りかかる時でも、視点を変えつつ希望をもち、同時に先のことを心配し過ぎないで今に集中すること、これが逆境に負けない自分になれる秘訣です!
皆さんはどう思いましたか?
悩みはあなたやあなたの家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫、あなたにもできます!
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