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あなたの人生の主人公

皆さんは、奥田民生さんの「ありがとう」という曲をお聞きになったことがありますか?

たくさんのありがとうという感謝の言葉で綴られている歌詞にはこんな歌詞があります。

やさしい人、つめたい人
好きな人、イヤな人、みんなみんなありがとう。

不思議な歌詞ですね。

優しい人や、好きな人に感謝するのはわかりますが、冷たい人や、嫌な人にも感謝してるのはなぜなんでしょう?

ふつう誰でも、嫌なことをする人はあまり好きではないですよね。

私たちは「この人さえいなければいいのに」とか、「これさえなければいいのに」と考えます。

でも自分の人生をドラマのように捉えてみると、嫌なでき事や悩みが自分の人生というドラマを盛り上げくれているとも捉えられます

テレビのドラマでは、毎週何がしか事件が起て、私たちをハラハラドキドキさせます。

でもそこがいいんですよね!

もし今日も明日も明後日も平和な1日。という内容だったら、面白くないから誰も見ません。

そして登場する悪者は、中途半端ではダメなんです。

悪ければ悪いほど、憎ったらしければ憎ったらしいほどいいんです。

ドラマが面白くなるからです。

私たちも、自分の人生の主人公として、日々起こる様々な事件や悩みを立派に乗り越えていきたいですね!

それにはどうすればいいんでしょう?

コロナの長期休校でわかったこと

コロナの間日本中で、2ヶ月ぐらい学校が休校になったことがありました。

当初は休校を喜んでいた子供達も、長引くにつれ「学校に行きたい!」「友達に会いたい!」と口々にいうようになりました。

当たり前に学校に行っていた時は、「行くのが面倒くさい」と思っていた子たちも、

行けなくなった時そこがどれほど、自分にとって大切な場所だったのか気がついたんですね。

一人の時が至福だったはずの女性

ある女性は、「旦那が、家にいると本当に煩わしい。」といつも口癖のようにいっていました。

彼女にとっては、夕飯の片付けが済んだ後、ようやく来た一人の時間のために自分の部屋へ向かう瞬間が、一日の中で最も至福の時なのだと話していました。

ところ元気だったご主人が、突然倒れ、帰らぬ人となってしまったんです。

糖尿病はあったものの元気なご主人でした。

一人になった彼女は喜んだでしょうか?いいえ、とても悲しみました。

「主人の存在が、自分にとってどれほど大きかったか、今身に染みています。わたしの生活から突然主人の存在がすっぽり抜け落ちてしまって、そのことに言いようもない寂しさを感じます。」

そう話してくれました。

ご主人が元気だった時に、もし彼女がそう思えていたら、きっともっと幸せに過ごせただろうと思ってしまうのは、私だけでしょうか?

巣鴨拘置所の死刑囚たち

小説家で、精神科医の加賀乙彦さんは、当時働いていた巣鴨の東京拘置所で、極限状態に置かれた人間の心理を調べるため、一人一人死刑囚の独房を訪れて、話を聞いていったそうです。

自分の死を待つだけの死刑囚の独房がずらりと並ぶゼロ番区。そこは、いったいどんなところだったとんでしょう?

もし皆さんが死を宣告された立場だったら、どうなるでしょうか?

食事も喉を通らないほど落ち込むでしょうか?

それともて怖くて悲しくて、鬱のような状態になってしまうのでしょうか?

加賀さんも死刑囚ばかりが暮らすその空間は、きっと静寂に包まれているのだろうと、考えていたそうです。

ところがいざ訪れてみると、そこは静寂とは真逆の場所でした。

まるではしゃぐかのように、みんながわーわーと互いに大声で話していて、うるさくて仕方がなかったといいます。

それはほとんどの人たちが、鬱どころか拘禁ノイローゼと呼ばれる躁状態だったからです。

死刑囚たちは、大声をだして気を紛らわさずにはいられないほど、不安と恐怖で心がいっぱいだったんです。

自分が死んでしまうということが、怖くて受け入れることができなかったんです。

人間は誰でも生まれたからには、みんな必ず死ぬのに、自分もいつかは死ぬんだということを、まったく考えずに生きてきてしまったんですね。

だからその死が現実になった時、ただただ怖くて、そこから逃げる事しかできなかったんです。

「死に向き合うことは、命に向き合うこと。」そういった人がいました。

確かにそうかもしれません。

死というのは、人生で一番いやな出来事かもしれません。

でも自分の人生には限りがあるって考えるようになると、今まで当たり前だ感じてきたことも、今悩んでいることすらも違って見えてくるかもしれません。

自分の人生が限りのあるものだと認識したら、生きているからこそ起こってくるいい事、そして嫌なことすらも感謝できるようになるのかもしれません。

今日の話皆さんはどう思いましたか?
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。特別養子縁組により血のつながらない子を我が子として育てた。発達障害のため担任からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添い、やがて息子は大学に入学、現在は子供の気持ちがわかる小学校の先生として働いている。 

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