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小学校退学になっても叱らなかったママ

800万部の大ベストセラー「窓際のトットちゃん」が映画化されましたね!本や映画でご覧になった方も多いのではないでしょうか。

窓際のトットちゃんは、歩く日本のテレビ史と言われている黒柳徹子さんの子供時代を描いた自伝的小説です。

この物語は授業中に落ち着きがないという理由で、トットちゃんの小学校退学が先生に告げられる話から始まります。

小学校1年生で退学って中なかない聞かないですよね。

この物語ですごいなあと思うのは、小学校を退学になったというのに、ママはトットちゃんを一度もそのことで叱っていないんです。

それどころか、トットちゃんの落ち着きのなさが原因で、退学になったことすら本人に話していません。

それは、たとえ今話してもトットちゃんにはまだ理解できないとママが考えたからです。

何が悪いかわからないまま叱られたら、それは自分はダメな子度という劣等感になりますよね。

ママは、トットちゃんが他の人と違うという理由で、そのことに劣等感をもってほしくなかったんです。

トットちゃんのママは、人の迷惑になることを気にしないような人だったんでしょうか?

そんなことはないですよね。

小学校の先生から聞くたくさんの苦情に、ママは身が縮む思いだったんです。

それだけじゃなくて新しい学校でも、本当にトットちゃんを受け入れてもらえるのか、ママはすごく不安で心配してたんです。

それでも「あなたがちゃんとしてないから、こんなことになったのよ!」と自分の不安感や怒りをママはトットちゃんにぶつけることはありませんでした。

むしろこのことでトットちゃんが自分に劣等感をもたないように、クッションになって守ってあげたんです。

大人になった黒柳さんが、ご自分の個性を開花させることができた理由がわかる気がしますね!

君は、本当はいい子なんだよ!

新しく通い始めたトモエ学園は、一人一人の個性を大事にする学校でした。

それでも、あまりに人と違っていたトットちゃんは、周りからなんだか冷たい目で見られてるような 疎外感を少し感じてたんです。

個性的ではあったけど鈍感で傷つかなかったわけではないんです。

自分らしくしてるだけなのに、ずば抜けた個性ゆえに周りから浮いてしまう。

でもそんな トットちゃんに、トモエ学園の校長先生は「君は、本当はいい子なんだよ。」と言い続けるんです。

そんな校長先生といるときは、トットちゃんは温かい気持ちになって安心できたといいます。

汲み取り式トイレの事件

学校の汲み取り式トイレから汚物を全部かき出しているトットちゃんをみても、校長先生は、叱ることなく理由だけ聞いて、「終わったら、戻しとけよ。」と言って去っていったといいます。

そんな風にいつも自分を信頼してくれている人がいる、自分は認めてられるという体験が、黒柳さんが人との違いを、個性として開花させていった理由のような気がします。

人と違う自分を大切にする

同一司会者のトーク番組としてギネスの記録を更新し続けているという黒柳徹子さん。

人とは違うズバ抜けた個性の持ち主だからこそ、90歳を迎えてもなお活躍し続けられるのではないかと思います。

もし トットちゃんが、授業中座っていられないような好奇心を持つ子はダメな子だと言われていたら、自分はダメな存在だと考えるようになっていたかもしれません。

そうしたら今のような活躍どころか、劣等感の塊で、自分に自信のもてない、自己肯定感の低い人になっていたかもしれません。

私たちは、人と同じではない自分、人と違う自分に対して劣等感を抱きます。

まるで同じでないことが悪い事かのように…

でもトットちゃんが、他の人と違ってなかったたら今のような活躍は、できなかったんです。

「私にもトットちゃんみたいに、自分を認めてくれる人がいれば、きっと自分にもっと自信がもてる。」そう感じる方もいらっしゃるかもしれません

もしそう感じるなら、これからはあなた自身がそんな大人になってあげてほしいんです。

そしてまず、何よりもその大人のあなたが自分自身を認めてあげるところから始めてください。

人と違う自分、みんなと同じではない自分だとしても、そんな自分を認めてほしいんです。

誰も信じてくれる人がいない時もあなたは、自分を信じてあげてほしいんです。

そして自分自身に「あなたは本当はいい子なんだよ。」と言い続けてあげてほしいんです。

そうやってクッションになって、傷つきやすいあなたの心を守ってあげて欲しいんです。

そうしたらあなたの個性も必ず開花します!
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。特別養子縁組により血のつながらない子を我が子として育てている。発達障害のため担任からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添い、やがて息子は大学に入学、現在は子供の気持ちがわかる小学校の先生として働いている。 

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