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余命10ヶ月の宣告

皆さんは「これさえなければ、よかったのに…」そんな風に感じることがありますか?

テレビのディレクターとして働いていた長谷川一男さんは、わずか39歳の時肺がんステージ4の診断を受け、余命10ヶ月という宣告を受けました。

肺がんは、癌の中でも最も死亡数が多く、ステージ4と診断を受けた人の約半分が1年以内に亡くなっているそうです。

もしこんなことが起きたらみなさんなら、その後の人生をどうやって生きるでしょうか?

色々考え、悩んだ末長谷川さんは、「自分が納得して治療を受けることが大切だ。」考えるようになりました。

でも納得できる治療といっても、何の知識もなかった当時の長谷川さんには、何が最善なのかまったくわからない状態でした。

そこでまず、つらい自分の気持ちをコントロールしながら、たくさんの専門家、それも15人に及ぶ専門家のセカンドオピニオンを聞くことにしたんです。

一般的に肺がんのステージ4では、手術や放射線は体の負担が大きい割に効果の少ないことから、行わないのが常識だそうです。

でも様々な専門家の話を聞いた長谷川さんは、普通なら行わない肺の切除の手術を自分で納得した上で受けることにしました。

そして手術は無事成功して、仕事にも復帰することができたんです!

どん底の中で始まった患者会

ところが手術からわずか2年後に、腹部に転移が見つかってしまいました。

そして仕事中にも倒れてしまう事故も起こり、仕事も続けられない事態になってしまったんです。

もうこれ以上これ以上使える薬もなく、治療法もない、打つ手のないとうどん底、そんな時長谷川さんが始めたのが肺がん患者の会だったんです。


患者の会を始めた理由は、同じ肺がん人の役に立ちたいという思いとともに、

みんなで情報を共有することで、自分を助けてくれる方法も見つかるのではないかという思いがあったからだそうです。

つまり打つ手がなくなったどん底の体験をしたことが、患者会を始めるきっかけになったという事だったんです。

失ったものではなく、できる事にフォーカスする!

私たちは、どうしても過去に起こったことで悩んだり、誰かと比べて、くよくよしてしまう事ってありますよね。

でも長谷川さんは言います。

「私は、自分ができることにフォーカスしてるんです。重いものは持つことはできないけれど、デスクワークなら私にもできます。」

この患者会が始まったことで、たくさんの方が助けられて、自分の納得できる生き方を選ぶきっかけになりました。

その活動から2016年に長谷川さんは、世界肺癌学会で、今後の治療を変える5人の患者に選ばれ、ペイシェントアドボガシーアワードを受賞しました。

また最近では日本で初となる、患者提案型の治験が実施され、今まで薬を使うことのできなかった人も使えるようになるための道筋をつくることになったんです。

悩まず、考える

すごい人ですよね!

「私には、同じことはとてもできない。」と感じる方もいるかもしれません。

でも長谷川さんは言うんです。

「私たちは、行動を起こす時、つい周囲と比較して『あんなにできない。』と思いがちです

でもまずは、自分を中心に据え、「自分に何ができるのか」「心身の負担になりすぎていないか」と心に問いかけながら動くてみてください。

長谷川さんが、大切にしている言葉があるそうです。

それは「悩むな、考えろ!」という言葉だそうです。

「悩むというのは 同じところをぐるぐると回っている状態。でも考えることで何らかの結果が出てきて、一歩踏み出せるようになる。」と言うんです。

確かにそうですよね!

余命の宣告、そんな大きな問題や悩みを抱えながら、なお自分の納得できる人生を送るなんて可能なんでしょうか?

でも長谷川さんを見ていると、可能だと思えてきます。

私たちは時間の針を戻して、過去を変えることはできないけれど、迷いながらでも、立ち止まりながらでも、

その時その時一生懸命考えて、自分が最善だと思うことを選べたなら、自分が納得できる人生、最後に笑える人生をつくるんです!

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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。特別養子縁組により血のつながらない子を我が子として育てている。発達障害のため担任からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添い、やがて息子は大学に入学、現在は子供の気持ちがわかる小学校の先生として働いている。 

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