こんにちは!かなう美保です。

いろいろある私たちの感情の中でも、

怒りはとても不安定な感情です。

怒りが外に出てしまうという人もいれば、

心の中に 怒りを閉じ込めてしまうという人もいます。

外に爆発させなければ、問題なく、

自分は怒りをきちんと管理できていると考える方もいらっしゃるかもしれません。

でも、慢性的な頭痛やうつ、体の不調や様々な病気の原因は心の中に怒りを閉じ込めた結果ということは多いのです。

また、心の中の怒りを麻痺させるために、摂食障害や買い物、アルコールなどの依存症が引き起こされることもあります。

上手く怒りを表現できないために、自分の代わりに怒ってくれる人をパートナーに選ぶという人もあります。

ただそういうパートナーは短気でキレやすくて、支配的なタイプの人が多いので 暴力なども問題が起こりやすくなります。

もし自分が一度怒りだしたら、とんでもないことになってしまうかもしれないと恐れて、怒りを感じないようにしている方もいるかもしれません。

でもきちんと管理できなければ 怒りはあなたに害を与えるようになっていきます。

今日は自分の体にも、人間関係にも害のないように怒りを表現して、管理する方法についてお話します。

怒りを管理するために最も大切なことは、自分の怒りの感情を認めるということなんです。

怒りは悪いものと考えているために、本当は怒っているのに、目をそむけてしまうことがよくあります。

でも、まず怒りを認めなければ、怒りを管理することはできません。

何かに腹が立った時、怒りを感じた時 「自分は今怒ってるんだ」と自分の気持ちに向き合い、怒りを認めることをどうぞ意識してください。

次に怒りを害のない形で怒りをガス抜きをします。

一番良いのは、 あなたの怒りをニュートラルに受け止めてくれる友達やカウンセラーに話すということです。

あなたが怒っていることを咎めたり、また安易になだめたりしないで十分聞いてもらえるなられば怒りはかなり収まります。

そういう聴き方のできる人を普段から見つけておくといいですね。

また体を動かしたり、安全なところで大きな声で文句を言ったり 物に当たるのも怒りの発散を助けてくれます。

怒りを表現するとき、自分が怒りを感じていることに罪悪感を感じる人もいるかもしれません。

でも実は怒りは あなたを守って、あなたを幸せに導いてくれる大切な感情です。

侮辱されたり、利用されたり、ないがしろにされあなたが大切に扱われなかった時怒りを感じます。

怒りは、このまま見過ごしていてはいけない、なにかが変わらなくてはならないことを あなたに知らせて、行動に移すエネルギーをあたえてくれます。そのために怒りはエネルギーが大きいんです。

他の人が気にならないことでもあなたが嫌だと感じる時怒りは、あなたが唯一オンリーワンの存在だと教えてくれます。

皆さんはどう思いましたか?

次回は強い怒りの原因になる悲しみについてお話しします。

大丈夫です。あなたにもできます!

3分ネットラジオでも話しています。
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