皆さんこんにちは! かなう美保です。いかがお過ごしでしたか?
断捨離とともに始まった 片付け ブーム は
こんまりさんの人生がときめく片づけの魔法や
できるだけ少ない物で生活するミニマリストなどに広がり
ブームが終わる気配は まったくありません。
それほど たくさんもので困っている方が
いらっしゃるということなのかなと思います。
皆さんは自分の部屋に 満足していらっしゃいますか？
科学を応用した 最新の片付けノウハウが登場したり
また せっかくお金を払って プロに頼んで
家じゅうがピカピカになっても
しばらくたつと リバウンドし て
以前と同じ散らかり具合になってしまう という話をよく聞きます。
なぜ なんでしょう？
興味深いと思うのは、以前よりもさらに散らかる ということはまずなくて、
いつもちょうど同じぐらいに 散らかってしまうというところです。
その理由は 部屋様子と その人の心の状態が
リンク・比例しているからなんです。
顕在意識や建て前の自分は、もっとちゃんと暮らしたいと思っていても、
潜在意識、本音の自分が、今の状態をちょうどいいと感じているなら
必ずその状態に戻ってしまうということです。
そういう意味で 部屋の片付けに一番必要なことは、
心の整理だったんです。
もちろん 何が何でも 誰でも
少しのもので暮らすべきということではありません。
例えば 芸術家の方で
足の踏み場もないほど物が散乱ていても
その部屋のほうが 創作意欲が湧くという話を聞いたことがありますよね。
その人にとっては それがベストな部屋ということにです。
だから人と比べて 物が多い、少ない
片付いている、散らかっている ということよりも
住んでいる 自分が気持ちよく過ごせるということに
基準を置くことが大切なんです。
でも もし今の部屋が
自分にとって居心地いいと感じられる状態ではないのなら
目には見えない心の状態も
あまり良い状態ではない ということなのかもしれません。
自分の部屋の居心地が悪い、物が多すぎると感じているのに
物を減らすことのできない理由はなんでしょうか？
それは実は 心の中の不安感なんです。
一般的に 不安感が強い人ほど
多くのものを溜め込む傾向があります。
心の空白感を、部屋にあるいろんなもので埋めている状態です。
だから 不安感自体が整理されていない状態で
いくら部屋を片付けても もとに戻ってしまうわけです。
でも なぜ 私たちは物を捨てられないんでしょう？
それはもしかしたら またいつか使うかも と考えるからですよね。
物を手放すことに あまり抵抗を 感じない人の心の中には
実は 二つの信頼感が存在感しているんです。
一つは この世の中への信頼感です。
もし 捨ててしまって自分が困っても
その時は きっと誰かが助けてくれるという
周りの人への信頼感があれば 安心して手放すことができますよね。
周囲への信頼感を 持っている人というのは
人の助けを上手に引き出すことができる人で
これは幸せな人生には欠かせない要素なんです。
もう一つの信頼感は 人生に対しての信頼感です。
運を引き寄せる力とも 言い換えられます。
捨ててしまったものが また必要になっても
必ず自分が必要なものは ちょうどいいタイミングで
自分のところに やってくると
信じられる人は 手放すことに不安を感じません。
そんな風に 人生を信頼できる人には 運が舞い込んできます。
逆転の発想するなら 部屋の片付けで
幸せや 運のいい人生を歩む練習ができるということなんです。
なんだか 部屋を片付けたくなってきませんか？
部屋の片付けが 自分の心の中の不安感を取り除き
自分を幸せにする二つの信頼感を育むための
行動療法的な 練習の機会になる。
心地いいと感じられる部屋に暮らすことを
意識して 実践していくことは
そのまま自分が生きたいと思う人生を
歩める自分ににつながっているというです。
皆さんはどう感じましたか？
大丈夫です！あなたにもできます！
3分ネットラジオでも話しています。
どうぞ再生ボタンをクリックして聴いてみて下さいね。
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