280万PV達成できました!いつも聴いてくださってありがとうございます!

あなたの心をかき乱す人

日々幸せに過ごすために、どんなことが必要かなと考えた時に、おいしくご飯が食べられて、雨露を凌ぐ家があて、心穏やかに過ごせるなら、それでもう結構幸せじゃないかと考えるようになりました。

ポイントが3つしかないなら、なんとかなりそうですよね。

しかも最初の2つのポイントご飯と雨露は、もうすでにクリアしているという方も多いかもしれません。

そうなると残りのポイントは後一つだけ、心穏やか日々を過ごせればいいだけです。

でももしかしたら、これが意外と難しいのかもしれません。

なぜなら私たちの周りには、私たちの心をかき乱す人がたびたび現れるからです。

しかもそれはいつも意外と身近な家族や職場など、会わないわけにもいかない人という事がよくあります。

どうしたら、そんな私たちの心をかき乱す人たちから自分の心を守って、穏やかに過ごせるんでしょう?

思春期の娘とケータイ

あるお母さんと娘さんの話です。

このお母さんはゆったりとした印象の方で、イライラすることなんて、あまりないかのように見えました。

でも家の中では、そうでもなかったようです。

中学生の娘さんが学校から帰ると、制服の着替えもせずに座りこみ、ケータイを始めることが、気になって仕方なかったお母さんは「宿題を先に終わらせなさい。」とたびたび声をかけていました。

ところが全然いう事を聞かないので、だんだんイライラして強い口調になり、その結果よく親子ゲンカになっていたというんです。

娘さんが小学生までは、お母さんが叱ればちゃんという事を聞いたので、問題はありませんでした。

ところが中学に入ると、「お母さんだって、ちゃんとやらないことたくさんあるじゃない!」と口答えするようになったそうなんです。

その結果激しい親子喧嘩がたびたび起こるようになってしまいました。

そして親子の関係が、だんだん険悪になっていったそうです。

「これはまずい。」と思ったお母さんは、ケンカにならないように「宿題やりなさい。」と声を掛けるだけに変えたという事でした。

ところが何度言っても、娘はお母さんの言葉を無視して、全然いう事を聞かないのですごくイライラするし、困っているというお話でした。

皆さんなら、こんな時どうするでしょう?

40回の小言

学校から帰ってきた娘さんとのやり取りを、一度録画してみる事をお勧めました。

自分が録画した画像を見て、このお母さんはショックしたそうです。

それは娘さんが帰宅して、夕飯を食べ始めるまでのわずか1時ぐらいの間に、自分が娘に40回も小言を言っていることがわかったんです。

1時間に40回ってすごい数ですよね。

ほぼ毎分おきに、小言を言っていたことになります。

実はこの娘さんは、すごく運動部を頑張っていて、クタクタな状態でいつも帰宅していたんです。

そしてお母さんの理想通りとはいかなかったかもしれないけど、夕飯を食べてお風呂に入った後には、ちゃんと宿題もやっていたんです。

もし自分だったら…

もし自分が、一日働いて疲れて帰ってきて、夕飯を作り始める前にちょっとだけ休もうと思って休んでいる時に、

「なんでまだ始めないの!早く始めて!」と1分おきに言われ続けたら、「うるさーい!」って言いたくもなりますよね。

でもお母さんとケンカになるのが嫌だった娘さんは、小言をスルーするという術を身につけて、その術のおかげで、喧嘩をしなくてむようなったといってたそうです。

お母さんと娘さん、どちらが大人の対応だと言えるでしょう?

理想を手放す!?

自分がされたらいやな事を、娘にしていたことに気づいたお母さんは、自分の理想は手放すこと決めました。

本当は帰宅したらすぐにやるべきことを終わらせて、そのあとゆっくり過ごすというのが理想でしたが、

それはあきらめて、寝る時間は少し遅くなるかもしれないけど、寝坊して遅刻するわけではないし、宿題も終わらせているのだからいつやるかは自由でいい、任せようと考えることにしたんです。

考え方を変えてみて、一番大きく変わったことは、「イライラするのは娘の行動のせい。」と考え、なんとか娘を変えようとして、その結果もっとイライラしていたのが、

今は自分の気持ちや考え方をコントロールしようと思うようになって、イライラする機会が減ったことだと話してくれました。

「こうじゃないとダメ!」と思っているのに相手がその通りにしなくてイライラすることって、よくありますよね。そんな時、考え方を広くすることができるようになるだけで、イライラは激変します。
今日の話皆さんはどう思いましたか?
悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!

毎週金曜日に配信しています!
著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。特別養子縁組により血のつながらない子供を我が子として育てた。発達障害のため担任からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添い、やがて息子は大学に入学、現在は子供の気持ちがわかる先生として働いている。 

詳しいことは http://kanaumiho.com/
Facebookアカウント https://www.facebook.com/mihokanau 
Instagram https://www.instagram.com/mihokanau/?hl=ja

どうぞ上の写真をポチッとして、生声のメッセージ「悩みは神様からの贈り物」を聞いてくださいね!
 (YouTubeのいいね!+チャンネル登録 もらえると励みになります!)

音声のみ(mp3)でお聴きになりたい方はこちらから!