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意地を張ったことありますか?

最近こんな風景を見ました。

お母さんが、幼い子供に「大好きなおやつ買ってきたよ~」と言っても「食べない!」と意地を張るんです。

「これ大好きでしょ?」と言っても「虫歯になるから、食べない。」とちゃんと理由までつけるんです。

「じゃあ、食べちゃうよ~」言われて、本当は食べたいはずなのに、それでもあっちを睨みながら、意地を張りとおす。

そのくせ本当にみんなが食べちゃうと、悲しくてもっといじけちゃう。

皆さんも、もしかしたらこんな経験があったかもしれません。

素直になれない

だいぶ前、こんな相談をされた方がいらっしゃいました。

「私って、もしかして皆から嫌われてる?」こんな風に心配になることがよくあるんです。

せっかく人から褒められても「どうせ、口先だけでしょ。」と考えてしまって、素直に喜べない自分。

その一方で、本当はもっと褒めて欲しい、認めてほしいと思ってる自分がいます。

だから職場では、みんなの頼りになるようにすごく頑張ったんです。

そんな私を上司も認めてくれて、ある時仕事を任せると言ってくれました。

すごくうれしかったんだけと、でもいざとなると、自分に自信がもてなくて、急に怖くなって、「私にはできません。」といってしまったんです。

あの時本当は「大丈夫だよ。何かあったら僕が責任を取るから。」って背中を押してほしかったんです。

でもそ司は、あっさり引き下がってしまいました。

その後「やっぱり、やればよかったかな。」と後悔する自分と「やらなくて良かった。」とホッとする自分がいます。

でもその仕事を後輩がやることになった時、すごく嫌な気持ちになりました。

「どうせ、自分なんか」と考えてしまって。

自分のせいでチャンスがなくなったと考えるのは辛すぎて、つい、「結局要領のいい人や、甘え上手の人は可愛がられるのよね。」と考えてしまう自分がいます。

でもこれって私のせいだって、本当はわかってるんです。

もうこれ以上人を羨んだり、認めてくれない人を嫌いになったり、そんな自分がイヤになったり、こういう状態から抜け出したんです。

寂しさが意地っ張りをつくる?

皆さんはこんな気持ちが「わかる」と思うでしょうか?

まるで小さな子が、寂しくて、悲しくて、むくれて部屋の隅でうずくまっているようですね。

どうしてこんな複雑な話になってしまったんでしょう?

どうしたらこういう状態を吹っ切ることができるんでしょう?

意地っ張りから抜け出すことができたら、自分を取り巻く世界が大きく変化します。

「もっと、かまってほしかった」
「優しくして欲しかった」
「褒めてもらえなくて、寂しくて傷ついた。」

とくに子供の頃のそんな経験が、癒されないまま積み重なっていくと、私たちはもうこれ以上がっかりしたくなくて、意地を張るようになっていきます。

でも意地っ張りから抜けだして、素直になれたらいいって思いますよね。

意地っ張りをやめる勇気

でも意地っ張りをやめることは、結構勇気がいるんです。

意地を張ってしまう理由は、もうこれ以上傷つきたくないからですよね。

「どうせこんなもの」と期待するのをやめて、自分の心を守るための鎧を着ていれば、これ以上傷つかなくて済むと信じてるんです。

確かに鎧を着ていれば、失望することは少ないかもしれません。

でも、人の愛情や暖かさも感じることもできないから、もっと孤独になって、結局がっかりするんです。

意地っ張りをやめるということは、人を信頼して傷つきやすい自分をさらけ出すということです。
だから勇気がいるんです。

封印してきた気持ちを解凍する

どこから始めたら意地っ張りをやめられるんでしょう?

それにはまず過去から始めるといいかもしれません。

人間の感情には時効がありません。

だから昔封印してしまった悲しみや、寂しさはずっと心の奥に残っていて、それが私たちの鎧を厚くしています。

封印した気持ちを解凍するためには、信頼できる人にじっくり話を聞いてもらって、その時に感じていた素直な気持ちを表現するようにしてください。

小さな子供のように、声を上げてオイオイ泣いてもいいんです。そんな風に、寂しかったことや悲しみを表現できると心の重荷が軽くなって、素直な自分に生まれてきます。

意地を張るのをやめられるようになると、それまではせき止められてしまって、自分のところに流れてこなかった、いろんな良いことがスッーと流れ込み始めます。

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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。特別養子縁組により血のつながらない子供を我が子として育てた。発達障害のため担任からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添い、やがて息子は大学に入学、現在は子供の気持ちがわかる先生として働いている。 

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