280万PV達成できました!いつも聴いてくださってありがとうございます!

親子関係を再現する人間関係

子供の頃に愛されなかった経験が、大人になっても自分の人間関係に影響を与えることはよく起こります。

なぜでしょう?

私たちの周りの人との人間関係は、親、多くは母親との関係を再現します。

愛情豊かな親に育てられた人は、自然と愛情豊かな人を伴侶や友人に選びます。

でもぜんぜん自分を褒めてくれない親や、認めてくれない親、冷淡な親や、意地悪な親、また自分のことで精いっぱいで余裕のない親に育てられた人は、

大切にされないことに慣れてしまい、それは当然だと考えるようになるんです。

人間は、自分がずっと慣れ親しんでき方を選ぶものです。

例えば「お前はダメだ。」と言われて育った人は、自分がダメ扱いされることに慣れているので、伴侶や友人も自分をダメ扱いする人を選びがちます。

でも時間とともにその関係が嫌気がさすため、人間関係が長続きしないことが多いんです。

でも意識して変えない限り、また同じタイプの人とつながるので、同じパターンが繰り返されてしまうのです。

だから自分が大切に扱われることに慣れ、そういう関係に居心地に良さを感じるようになることが大切なんです。

嫌なのに、何故繰り返す?

子供は自分の親が大好きなので、たとえひどい扱いを受けても「悪いのは自分で、親は自分を愛してくれてる。」と信じています。

そのために大人になっても、ひどい相手に対して「きっと自分を思ってくれてる」と信じてしまうんです。

その気持ちの中には献身的な愛を注げば、きっと相手も変わってくれるのではないかという期待もあります。

もしそうなれば、子供時代の心の傷が癒されるように感じるからです。

でも残念ながらこの計画が成功することは、まずありません。

「なぜこんな素敵な人が、あの人と結婚したんだろう。」と周りが不思議に思うような関係、

たとえば暴力をふるう夫と別れずに暮らし続ける妻などは、まさにこういう心理が背後に働いているんです。

やさしい人も冷たくなる⁉

冷たくされることに慣れているために、最初はやさしかったはずの相手から、冷淡さを引き出してしまうこともあります。

大切にされることに慣れていない人は、優しくされるとすごく不安になります。

良い事があると次には悪い事が起こると信じているんです。

だから不安でいっぱいになって、まるで丈夫な石橋を叩き割るかのように、相手を試します。

相手が本当に怒りだすまで試し続けるんです。

そして相手が冷淡態度をとると安心します。でもその反面「やっぱり自分は愛されない。」と心に痛みを感じるんです。


この悲しいパターンをつくっているのは潜在意識です。

でも潜在意識を顕在化することで、同じパターンを繰り返すことを避けることができます。

人間関係のパターンを変える!

どうすれば人間関係のパターンを変えることができるんでしょう?

今日は三つのポイントをお話しします。

1.知識を深める こういう話を初めて聞くという方は、「信じられない」と思うかもしれません。

それは無意識が原因で起こっていることだから当然です。

だからまず話を聞いたり、本を読んだりして知識を持つことが大切なんです。

自分のパターンへの理解が深まれば少しずつかわることができます。

2.自分の深層心理を書きかえる

「自分には価値がある」と信じられるようになるまで、自分に声を出して繰り返し語りかけます。

慣れるまでは「嘘だ!」という声との戦いになります。

でもそれが自然に感じられて、当前のことだと思えるまで続けてほしいんです。

3.コンフォートゾーンから出る

自分を大切にしてくれる人や自己肯定感の高い人、自信のある人との関係は、最初は居心地が悪く感じられます。

でも意識的にコンフォートゾーンから出て、そういう人と時間を過ごすようにしてください。

一緒にいると「自分はダメだ」とコンプレックスが刺激されて、嫌な気持ちになるかもしれません。

それは、そのことに慣れていないためです。そんな時こそ、「自分には価値がある」と語ってください。

そして疑うことなく相手から愛情を受け取るということも意識してください。

例え居心地が悪く感じてもです。疑う気持ちが出ても、相手を試してはいけません。「今わたしは、相手を失うことが不安なんだ。」と理解して、「大丈夫、私は愛される価値がある」と安心感がでるまで自分に声をかけてください。

今日の話皆さんはどう思いましたか?
悩みはあなたと家族がもっと幸せになるための贈り物!
大丈夫!あなたにもできます!

毎週金曜日に配信しています!
著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。特別養子縁組により血のつながらない子を我が子として育てた。発達障害のため担任からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添い、やがて息子は大学に入学、現在は子供の気持ちがわかる小学校の先生として働いている。 

詳しいことは グレイスカウンセリング http://kanaumiho.com/
Facebookアカウント https://www.facebook.com/mihokanau 
Instagram https://www.instagram.com/mihokanau/?hl=ja

どうぞ上の写真をポチッとして、生声のメッセージ「悩みは神様からの贈り物」を聞いてくださいね!
 (YouTubeのいいね!+チャンネル登録 もらえると励みになります!)

ポッドキャスト(音声のみ)でお聴きになりたい方はこちらからどうぞ!