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あがらなくなる魔法の言葉
皆さんは人前で話すのが得意ですか？それとも苦手ですか？
「一生懸命準備したのに、すっかり上がっちゃって大失敗した～」
なんていう苦い経験がある方もいらっしゃるかもしれません。
今日は「あがり症克服協会の理事長鳥谷朝代さん」の言葉を参考にしながら、人前で上がらなくなる秘訣をお話ししたいと思います。
でもどうして世の中には、あがり症とそうでない人がいるんでしょう？
あがり症克服セミナーでは、まず最初に自己紹介をする時
「皆さん！今日は、バッキバキに上がっていただいて大丈夫です！」と言うんだそうです。
実はこの「あがっても大丈夫！」という言葉が魔法の言葉で、
「あがってもいいんだ！」
「失敗してもいいんだ！」
と思えれば、それだけで緊張は半分になります。
あがり症の原因
あがり症というのは、
「恥はかきたくない！」
「失敗したくない！」
「弱点を悟られたくない！」
こんな気持ちが、原因になっています。
つまり本当の自分は見られたくないという思いが、あがり症の原因という事です。
あがり症は、自己申告制
あがり症は、そういう病名が世の中にあるわけではないので、自己申告制となります。
つまり「自分はあがり症だ！」と思う人が、あがり症になるということです。
そもそも、人前で話すときに緊張するというのは、みんな同じです。
でもあがり症の人は、「緊張する自分は普通じゃない」と思い込んでいるようです。
緊張する自分はダメな自分だと信じているので、家族や身近な同僚にすら、自分のあがり症については、ひた隠している人が多いんです。
「どうやって逃げよう。」
ではどうすればあがり症を克服できるんでしょう？
あがり症の人というのは「これは遺伝、もしくは生まれつきの性格」という風に、絶対に変わらないもの捉えていることが多いようです。
もし本当に変えられないものなのであれば、絶望する気持ちも理解できます。
あがり症で困っている人は、人前で話す機会がやってくると「どうやって逃げようか。」と考えます。
皆さんの中にも、そんな方がいらっしゃるでしょうか？
「逃げたい！」そんな気持ちになった時は、まず身近な人に「私、実はあがり症なんだよね。」と告白することから始めてください。
今までひた隠しにしてきたあがり症を、オープンにすれば、上がってしまう自分でもOK だと捉えることが容易になるからです。
そして話せばきっと「実は私も！」という仲間が現れるはずです。
あがり症の克服
短期間であがり症を克服するには、コツがあります。
それは、もう逃げられない状況(！)をつくることだそうです。
あがり症が治るかどうかは、重症度合いには関係なくて、もう逃げられない状況に陥ったかどうかの違いだそうです。
とうとう逃げられなくなって、どうしてもやらなくてはならない状況になれば、どんな人でも、必ず短期間で克服できます。
逆に
「今は忙しいから」
「子供が小さいから」
「まだ自信がないから」という理由で、逃げられる人の克服は、時間がかかるようです。
それはそうですよね。逃げちゃうんですから。
逃げたくなる本当の理由
でもどうして、そんなに必死に逃げなくちゃいけないんでしょう？
それは、人前で緊張してしまう自分自身を絶対に受け入れようとはしないからです。
自分の不完全さを許してあげようとしないからです。
つまりあがり症の本当の問題は、上がってしまう自分はダメな存在と考えて、受け入れてあげようとはしないことにあるんです。
聞き手は自分のファン!?
「聞き手なんか、かぼちゃだと思え！」というアドバイスは、よく聞きますよね。
でも本当にスピーチが得意な人は、相手をかぼちゃではなく、「自分のファン」と考えるのだそうです。
確かに目の前の人たちが自分のファンで、自分を大好きだと思っていれば、相手を楽しませることに集中できますよね。
相手を楽しませることに集中できる方が、リラックスできるし、うまく話せるというのは当然のことです。
でも聞き手を自分のファンだと考えるためには、まず自分が自分のファンになる必要があります。
自分が「こんな自分じゃダメ！」と否定していたら、
本物のあなたのファンが現われても「こんな自分にファンなんてありえないでしょ！」と否定してしまうからです。
完璧な自分ではないかもしれないけれど、弱いところや苦手なものもある自分かもしれないけれど、そんなありのままの自分でもいい！
そう思えたら、もうあがり症は克服できます！
今日の話皆さんはどう思いましたか？
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大丈夫！あなたにもできます！
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。特別養子縁組により血のつながらない子を我が子として育てている。発達障害のため担任からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添い、やがて息子は大学に入学、現在は子供の気持ちがわかる小学校の先生として働いている。
詳しいことは グレイスカウンセリング http://kanaumiho.com/
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