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こんにちは!
グレイスカウンセリング心理カウンセラーのかなう美保です。

私の子供が小さかった頃、移動図書館が家のすぐ近くに来ていて、毎週いろんな本を借りて、読み聞かせをしました。その頃出会った本の中で今でも時々思い出すのが、きつねのおきゃくさまという絵本なんです。

小学校の教科書にも平成4年から採用されているので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。

きつねのおきゃくさま

ある日お腹をすかせたきつねが、痩せたひよこに出会います。

「どうせなら太らせてから、ひよこを食べよう。」と考えたきつねは、ひよこを家に連れて帰って、優しく世話をします。

きつねの親切を全く疑わないひよこは「きつねお兄ちゃんって優しいねぇ。」と心から信頼を寄せます。

「やさしい?」生まれて初めて優しいといわれたキツネは
「やめてくれったら。そんなセリフ。」といいながらも、
そのひよこの言葉を聞くたびに、頭はぼうっとなったといいます。 

そんなある日、そろそろ太ってきたひよこが、散歩に行きたいと言い出しました。

「はあん、逃げる気だな。」そう疑ったきつねは、ひよこの後をこっそり付けて行ったそうです。

ところがひよこは逃げるどころか、途中で出会ったあひるとうさぎにも、


「きつねお兄ちゃんは神様のように親切だよ。」と話して、
その2匹も家に連れて帰ってくるんです。

神様のように親切」と言われたきつねは、すっかりその気になって、ひよこたちを大切に、大切に世話しました。

そんなある日くろくも山のおおかみが、ひよこたちを襲おうとやってきました。

するときつねの体には、突然、勇気がりんりんと湧いてきて、ひよこたちを守るため、自らの命も顧みず、恐ろしいおおかみと戦ったんです。

そして、おおかみからひよこたちを守り、代わりにきつねは死んでいきました。

残されたひよこたちは悲しながら、世界一優しくて、勇敢なきつねお兄ちゃんのために、虹の森にお墓を作ったそうです。

人が変わるために必要なこと

この絵本が心にとても残ったのは、「こういう事って、本当にあるなぁ。」と私が感じているからかもしれません。

皆さんはどうですか?

もしこの世界に一人でも、自分を心から信じて、励まし続けてくれる人がいるなら、誰でも本当に自分を変えることができるんじゃないでしょうか?

昭和の脱獄王

昭和の脱獄王の異名をとる元受刑囚白鳥由栄(よしえ)の話を、皆さんはお聞きになったことがありますか?

白鳥元受刑囚は、盗みに入った先で、自分たちを捕まえようとした家主を仲間が殺害、強盗殺人の罪で収監されました。

ところが緻密な脱獄計画と、超人的な身体能力によって、脱獄不可能と言われている刑務所から、四回も脱獄を果たしたんです。

その方法は、お風呂の手桶の針金を使って、独房の鍵を自作したり、手錠をかけられ手が使えなくても、塩分を含んだ味噌汁を吹きかけて手錠を腐敗させ、はずしたりと、知力と超人的な身体能力を尽くしたものでした。

でも脱獄を繰り返すたび、白鳥受刑者への監視の目はいよいよ厳しくなり、重さが20 kg もある特注の手錠をかけられ、24時間体制で監視されることもありました。

それでもなお、その厳しい監視をかいくぐって自ら手錠を外し、3mある壁を素手でよじ登り、食器でぬけ穴を掘って脱獄していしまう白鳥受刑者に、

監視たちは、「脱獄するなら自分が見張っている時だけはやめてくれ。」とお互いに話していたほどだったといいます。

脱獄王を変えたもの

そんな白鳥受刑者が変わったのは、5度目に収監された府中刑務所でのことでした。

当時の府中刑務所長、鈴木良蔵さんは、「白鳥が脱獄を繰り返すのは、自分を人間扱いしなかった看守や警察に対する反発のゆえだ」と悟り、

今まで以上に厳しく監視する代わりに、手錠を外し、他の受刑者と同じように白鳥受刑者を扱ったといいます。

脱獄を繰り返してきたにもかかわらず、自分を信じてくれた鈴木所長への恩を返すために、それ以降白鳥受刑者は、刑務所内の仕事にまじめに取り組むようになり、脱獄を二度と試みることもなく、模範囚になったそうです。

そして14年後には、その服役態度も高く評価され、仮釈放の許可が下りました。

引きこもりの子供、思いやりのない夫、信頼してくれない妻も変わる

カウンセリングに携わっていると

「引きこもりの子供を変えるにはどうすればいいんでしょう?」
「思いやりのない夫はどうすれば変わるんでしょうか?」
「妻が自分ことを信頼してくれないんです。」こんな相談をよく受けます。

皆さんは、今日の二つの話から、すでにその答えを見つけたにのではないでしょうか。

今日の話、どう思いましたか?
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保  
12歳までの記憶を失う体験をする。生まれつき重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。中学生の息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。発達障害が理由で先生からいじめられ不登校から引きこもりになった息子の話を聞き寄り添い、やがて息子は自ら勉強を始め大学に入学、社会復帰を果たしている。詳しいことは http://kanaumiho.com/
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