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レジのずる込みに「怒！」
皆さん、こんな経験ありませんか？
スーパーのレジに並んでる時に、何食わぬ顔であなたの前にずる込みする女性。
「ちゃんと並んで！」と言いたいけど「逆ギレされても困るから。」とつい我慢をしてしまう。
コンビニ店員に「怒！」
コンビニでお金を払おうとした時、すっごく無礼な店員、
「ちゃんと働け～！」と言いたいけれど、やっぱり我慢をしてしまう。
そして悪い気分を引きずって帰宅をすると、
普段なら大目に見れるはずのぬぎっぱなしの服に無性に腹が立ったり、
いつもはそんなに気にならない部屋の散らかり具合に過剰に反応したり、なんていう経験、
みんなさんもあるかもしれません。(私も経験ありです💦）
でもそんな知らない人の身勝手な行動のせいで、大切な人との関係が、一時的にでも影響を受けるなんて、できれば避けたいですよね！
怒るのは大人げない!?
そうは言っても、そんなことでいちいち怒るのは大人げないって考える人もいるかもしれません。
でも明らかなルール違反をするような自己中心な人に、
あなたが怒りをせっかく抑えても、相手はまったく感謝もしないし、反省することもありません。
そして、おそらくこれからも同じことを繰り返します。
もしかしたらそういう自己中心がどんどんエスカレートすると「あいつ 気に入らないから殺してやる。」ということになり、殺人事件に発展するのかもしれません。
そんな殺人事件を未然に防ぐためにも、わがままな人には「それは、わがまままで自己中心！」と伝えるのはどうでしょう？
（ちょっと大げさですが…💦）
それができたらすっきりしそうですね！
そうは言っても、怒るのは苦手という方も多いかもしれません。
そんな時は「怒るから伝える」に変換するとうまくいきます。
事実を伝える「並んでますよ～」
例えば、割り込みする人には、笑顔で「並んでますよ～」と事実を伝えればいいんです。
その時に「あなたは、気づかなかっただけですよね。」と相手をいい人だという前提にして、にこやかに伝えるのはどうでしょう？
ストレートに怒るよりは、だいぶハードルが低くなったのではないでしょうか。
その方法でもちゃんと相手に「それはダメ」というあなたの思いが伝わります。
人によっては、「注意された」というだけで怒りだす人もいます。
でも「気がつかなかったんですね。」と信頼をこめたメッセージにすれば、それに怒り出した人は今までいません。
中には気づかないふりをする人や、本当に気がつかない人もいるので、周りの人もちょっと聞こえるぐらいの大きめの声で言うのがコツです。
感想を伝える「おそい～！」
また、友人がいつも時間に遅れてくるので困っている。なんていう話も聞きます。
本当は、「時間通りに来て！」と伝えたいんだけどなかなか言い出せず、相手から「ごめん！」といわれるとつい「いいよ」と言ってしまう。
でもいつものことだから、相手と会うこともだんだん億劫になってきてる。
そんな時人間関係を壊さずに「やめて。」相手に伝えるにはどうしたらいいんでしょう？
こんな時は、相手が到着した時に「遅い～」とあなたの感想を伝えてください。
「たくさん待って疲れたよ～」というあなたの感想をそのまま言葉にするんです。
そうすれば相手は、あなたは遅刻が嫌いなのだと理解することができます。
基本的にみんな関係が悪くなりたくないって思ってますから、「次は、遅刻しないようにしよう」と注意するようになるんです。
もしこの方法が通用しないほどの猛者の場合は、あなたの腹が立つ前に先に行って、後から合流することをお勧めします。(笑)
驚きを伝える「えっ？これ⁉」
夫や妻のお皿の洗い方や洗濯物の干し方が、雑で腹が立つという話もよく聞きます。
そんな場合にも「伝える」は役に立ちます。
つい「よくこんな干し方できるよね。」と嫌味を言ってしまうこともあるようです。
でも嫌味よりは「これはやめて！」とはっきり伝える方が、まだいいんです。
でも、どうせなら「えっ？これ⁉」と驚くあなたの気持ちを、そのまま言葉にしてください。
そうすれば、責めてる感じなしに「これはダメ」という事が相手に伝わります。
ほめと感謝のサンドイッチ法
もっと心に余裕がある時なら、ほめと感謝で怒りをサンドイッチするという方法もつかえます。
例えば「せっかくやってくれたのに、ここがもったいないな～」
「すごく頑張ってくれたんだけど、ここだけね～」という感じに、
「やってくれた努力は認めてるよ！」という言葉とセットにして、変えてほしいことを伝えるんです。
そして最後に「ありがとう。」と感謝でサンドイッチにすれば完璧です！
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著者 心理カウンセラー/講演家 かなう美保
12歳までの記憶を失う体験をする。重い障害の娘を自宅で看護し、自らの手の中で天国に送った。息子の頭にこぶし大の腫瘍ができ、頭蓋骨が3㎝の半円状に溶ける経験をした。特別養子縁組により血のつながらない子を我が子として育てた。発達障害のため担任からいじめられ不登校からひきこもりになった息子に寄り添い、やがて息子は大学に入学、現在は子供の気持ちがわかる小学校の先生として働いている。
詳しいことは http://kanaumiho.com/
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