「悩みは神様からの贈り物!」は毎週金曜日 配信しています!

皆さんこんにちは!
グレイスカウンセリング心理カウンセラーのかなう美保です。


緊急事態宣言の解除が広がり、ようやく「一息つけるなぁ…」という安堵もつかの間、近所の大型スーパーが食品部門だけ残して閉店というお知らせがありました。

コロナの影響で、倒産や失業が増えるということをよく耳にします。

今後降りかかってくる状況に、私達はどう対処していけばいいんでしょう?

「借金力」などの著者 吉田猫次郎さんを皆さんはご存じですか?・・・

吉田さんは、実家の事業の連帯保証人になったことがきっかけで借金するようになりました。借金はあっという間に増え、返すために借りるということを繰り返した結果、借金が7500万にまで膨らんでしまったそうです。

もともとは一流商社マンだった吉田さんは、それでも借りたお金を返せないことは自分の恥だと考え誰にも相談しませんでした。

でも一人で抱え込んだことで次第に追い詰められ、死んで借金を返すことまで意識するようになっていったそうです。

そんな中当時は、まだ付き合っていた奥様に迷惑をかけてはいけないと、別れを切り出して、初めて借金のことを話しました。

でも奥様はそんな吉田さんに「一緒に乗り越えよう!」と言ってくれたのだそうです。

「味方ができた。たったそれだけのことで、まだ何も変わっていなくても、地獄から抜け出したように思えた。」と吉田さんは語ります。

そしてその時
「プライドを捨て、どんなにカッコが悪くても生き延びる!」という覚悟ができたといいます。

罵倒され、お茶をかけられたりしながらも、サラ金を含む数十社と吉田さんは粘り強く減額交渉をしました。

そしてとうとう数年後に全ての借金を返済できたのだそうです。

やがてそのことがきっかけとなりいろいろな相談を受けるようになりました。

そんな中多くの経営者は、経営がうまくいかなくなり借金がかさむと、食が細くなって、眠れなくなり、何よりも気力がなくなっていくことに気づいたそうです。

借金の取り立てが厳しくて潰れてしまう人よりも、心が折れて自滅するように倒産を迎える人が多い

その事に気づいた吉田さんは「心を支えることならきっとできる!」とギリギリの経営者の状況に寄り添い、草むしりやビラ配りまで手伝いながら、今まで数千社の危機を救ってきたといいます。

すごい話ですね!

「カッコ悪く生きる覚悟」これほど私たちにとって難しいことはある意味ないかもしれません。

もしプライドや強がりを捨て「ありがとう!」や「ごめんなさい。」「助けてほしいんだ」と言うことができたら。

もしもう少しだけ素直になって、弱さを誰かに話すことができたら、
その時私たちはもっと強くなれるのかもしれません。


希望がないように思う状況も、今まで体験したことのない世界を体験するきっかけになります。
悩みは神様からの贈り物!大丈夫、あなたにもできます!


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